「食い逃げされてもバイトは雇うな」、下巻です。
下巻では上巻の説を否定し、タイトルとおり、「~」なんて大間違いだよー
と言っています。
さてなぜか。
結論から言いますと、数字について絶対的に信じるのではなく、
弁証法的にみるということ。
会計的な視点から見ると、「食い逃げされてもバイトを雇わない」ことは
正しいのですが、経営的な視点から見ると、「食い逃げされるならバイトは雇ったほうがいい」なのです。
下巻を通じて、このような会計VS経営について議論している。
すなわち、会計ができる≠ビジネスができる。
いつもの山田真哉さんの本のように、すごくわかりやすく書かれているので
1,2時間があればささっと読めちゃいます。
また実社会のビジネスを交えているのでとても面白い。