現在と過去を入り組ませながら進んでいくのですが、またまたこれが効果的に効くんですね。序盤はあまり入り込めなかったのに気付けばすっかりハマってしまう。
そしてどんどん物語に吸い込まれていく心地よさ。これも登場人物たちと仲間になりたいなぁと思わせてくれる。だから客観的に読んでいるというよりも参加している感じ。私の場合。
タイトルがどういう意味なのかはなかなかわからないんですが、ひとつ目のヒントらしきポイントが出てきたときには「あ~。。。深いなぁ。。。」と感心してしまう。そして泣けるんですね。
なんともいえないあつ~いものが、いつも胸に残ります。
伊坂作品最高!