二巻あたりで正直続きをどうするか、迷った部分も有りましたが、だんだん人物が生きてきた気がします。
個人的には家康軍団が違和感強く、背に目がある男とまで信長に言わしめた酒井忠次があれではとか、本多忠勝もなんだかパッとしないものの、この巻あたりから家康がちょっと味が出てきたきも。
最高だったのが加藤清正が具志堅そのまんま!
後は例のごとく合戦シーンはほとんど無し。清洲会議もちょろっと描かれただけで、賤ヶ岳の戦いは一切無し。小牧長久手もほとんど無し。
中川清秀の討ち死にも描かれておらず一回忌のシーンのみ。
この漫画ではかかれてないのですが、中川清秀、高山右近と仲がものすごく悪かったというか、一方的に清秀がライバル視していたらしいという説もあります。信長に降伏したときも先に高山右近が降伏した後で開城とか、賤ヶ岳の討ち死にでも高山右近と張り合って、右近が撤退するまで撤退せず結局それが性で討ち死にしたとか。あとは中川清秀、秀吉を嫌うようなせりふが3巻だったかにありましたが、義兄弟の契りとか結んでいた気もします。
どちらかというと、合戦や政略中心でなく、数寄に思いっきり焦点を絞り込んでいるのがこの漫画のすごいところではないかと思います。
あと、光秀が完全に死んだか不明な感じから、もしかしたら後で天海僧正としてでてくるのか?という含みが期待できますね
秀吉の付け髭は有名な話です