これまでジャズを聞き込んだことのないひとには最適な入門書的CDセットになると思います。ピアノトリオによるジャズ演奏はいちばん取っつきやすいからです。音源もオールドジャズファンにとっては青春そのものといって良いあの「ブルーノート」や「キャピトル」レーベル中心ですから、最高品質の演奏のコンピレーションアルバムになっています。ジャズの聴き方の基本は自分のひいきのアーティストをメインにして聴き込んでしだいに守備範囲を広げていくことです。私の場合はマイルス・デイヴィスがジャズを聴く上でのバックボーンでした。