ラグタイムはアメリカで流行した音楽ジャンルであり、シンコペーションなリズムに特徴があります。キング・オブ・ラグタイムと言われたジョプリンは、独学でピアノ技術を会得しており、軽快・快活で素朴な響きと不思議なリズムの魅力的な作曲をしました。
それでも、クラシック音楽界から評価されることもなく忘れ去られていたのをリフキンがジョプリンの魅力を広めることで再評価される事に繋がりました。リフキンはバッハの研究で活躍した音楽学者でしたが、ラグタイムの研究・演奏家としても有名でした。故に当盤はジョプリンのラグタイム集として1番に推奨できる内容になります。
※1970~74年にニューヨークのラトガース長老派教会でアナログ・ステレオ録音、ブックレットP4。