既に持っている「よるくま」を子供(2歳♂)が大変気に入っており、続編であるこちらを見つけ迷わず購入しました。内容としては「悪いことをしたらサンタさんが来ないかも・・・」とか主人公が幼い頃へタイムスリップしたりとか2歳児には理解しきれない部分もあると思いますが(そもそもサンタさんをまだ理解していない)、全体に漂う暖かさやよるくまと主人公の優しさなどは充分に伝わるのでしょう。やはりとても気に入って、寝る前になると読めとせがみます。
一方で、前回の「よるくま」もこちらの作品も親から子への暖かい愛情に溢れ、読んでいる親も優しい気持ちになれることから私自身もお気に入りです。
昼間わがまま三昧で「このアンポン坊主めっ!」とイラっと来る日もありますが、そんな日でも夜この本を読み、満足して眠りについた子供の寝顔をみていると愛おしさで泣きそうになります。
たくさんの方がこのような本を読んで、同じような優しい気持ちになってもらえれば、世界平和にちょっとだけ近づけるのでは・・・なんて考えてしまいます。