注文番号 213310-20110608-056332132
高峰秀子さんの自叙伝です。幼い頃から、苦労をされていたことや、子役から大女優になり成功した人は、歌手では美空ひばりさん。女優では高峰秀子さん。
私の年代は、「恍惚の人」で見たイメージしかなったので、べなんめえ口調のさっぱりした方だったのは意外でした。華やかな世界に長くいらっしゃっても、芯の通った方だったと知りました。たくさんの大物や、有名人との交流を通して、小学校を満足に行けず、ほとんど独学で覚えたなど、興味深いです。
新聞の連載だったもので、この本の中では、義母(高峰さんをずっと苦しめた人)を「母」と書いていますが、実際は、身近な人には、「デブ」と呼んでいるのが、斎藤明美さんの本から受ける高峰秀子像と少し違って感じます。