「お母さん、今日は何の日だか知ってるの?知らなきゃ階段3段目。」と歌って学校へ行ったまみこ。お母さんはすぐに階段へ向かい、3段目に赤い紐を結んだ手紙が置かれているのを見つけました。手紙を開いてみると、「ケーキのはこをごらんなさい」とまみこの字で書かれていました。お母さんが居間のケーキの箱を開けると、シュークリームの間にまた赤い紐の手紙が…。開いてみると、今度は「つぎはげんかん かさたてのなか」と書いてあります。苦戦しながらも手紙の指示に従って10枚の手紙を見つけ、お母さんが最後にたどり着いたのは…。
私が小学生の時に学校の図書館で借りて大好きだった絵本です。娘が1歳の頃、本屋さんでこの絵本と偶然再会した時はどんなに嬉しかったか!早く娘と読みたいなーなんて思っていたのがついに現実となりました。親に読み聞かせしてもらえずに育った私にとって、この絵本は唯一娘に「ママが子どもの頃に大好きだった絵本だよ。」と言える大切な絵本。娘が私と同じようにこの絵本を大好きになってくれて、私は最高に幸せです!