ほんとうに、おいしい御飯を食べたかったら、おすすめ致します。
今は炊飯器なども格段に進化して、各メーカーから、(家電芸人)と呼ばれる人までTVなんかでも美味しく炊ける炊飯器を紹介していますが、さて、炊いたあとみなさんはどうしてるでしょうか?炊飯器の保温機能しか使ってらっしゃらないのではないでしょうか。炊飯器の炊き上げには研究を重ねていても、実は保温機能にこだわった製品はほとんど見受けられません。あとは冷蔵庫とレンジまかせでは、炊きたてを食べきる以外においしく味わうのは無理ではないでしょうか。そこで「おひつ」なのです!樹脂製のおひつなんかを旅館やホテルなどで使用していますが、炊飯ガマごと持ち運べないから便宜上使用してるだけで、是非ご家庭では迷わず「木」のおひつを使用してください。先人達は「おひつ」の素材選びにも、いろいろな木の特徴を試してみて四苦八苦したのだとおもわれます。そして長年の先人達の結論が「サワラ」などの木の種類であったと思われます。
まして、「おひつ」に御飯を入れて保存する発想と、この「おひつ」の形が出来るまでにも数年の年月を感じるのは、私だけでしょうか?数少なくなった日本の先人達の築いた文化を見直してみてはいかがですか。
御飯を移すひと手間が、大切なことに気がつきます。