水温計のレビューを見ますと、どの製品についても書いてあるのが「取付けのキスゴムの弱さ、よく外れる」という事でした。全くその通りで、この製品のキスゴムも、ガラス水槽の内側(乾燥部)に強く押し付けて接着しましたが、ほんの数分で水温計もろとも水中に落ちていました。これはメーカーさんにも提案したいのですが、「水温計のキスゴム接着自体が向かない」と判断され、他の取付け方の水温計を開発されたほうがよいです。ちなみに当方は、キスゴムを(水温計が割れないよう注意深く)取り外して、カラークリップ(金属の物より見た目がよいでしょう)の外側を立てて水槽に引っ掛ける部分にし、内側を一旦伸ばした上で、ストロー位の細さの棒に斜め下向きに二重位に(距離を置いて)巻き付けて型を作り(水温計に直にすると割れる恐れがあるので)、そこに後から水温計を差し込んで、見事「掛け式水温計」に変身させました(針金のすそにやや飛び出した部分があれば、ニッパーで切るとよいです)。この方法なら水槽ふちの厚さに応じてクリップの針金を操作すればよいので、応用も効きます。メーカーさんも「掛け式水温計」を発売されるべきだと思います。ちなみにこの水温計は、Lサイズのレビューに「ヒーターと同温度を示している」と書いてあったのと、キスゴムが黒でなく透明なのが水槽とマッチしてよいと思いましたが、キスゴムが使えないなら、適温部を色分けしてある商品を買ったほうがよかったと思いました。