初めて飼うコリのエサのつもりだったのですが、爪で2つ3つに割って落としてからしばらくすると、いつもは水草のかげに潜んでいるカージナル軍団がわらわらと現れ、「この辺でいい臭いがする」と言わんばかりに、底を周遊し始めました。中の1匹がタブをくわえると、あとはもう奪い合いみたいな感じでつつき出し、それを見たのか、4匹いるゴールデン・ハニーが急降下してきて底をあさり始め、肝心のコリは流木のかげからなかなか出てきません。いまや他の魚たちは常時コリタブが降ってくるのを待つ底生魚となり、コリはその魚たちが騒ぎ始めてからおずおずとやってきて、チビッ子を蹴散らし、「これかな?」と半信半疑でタブをくわえています。ワイルド個体で人工飼料に慣れていないせいかもしれませんが、一度食いつくと放さないので、よほどおいしいらしいです。