染めQを自分好みの色に調合したい場合、「エアブラシ染めQ」か「原液」を買うわけですが、18mlしか容量のないエアブラシ染めQでは、あっという間になくなってしまい、かなり不経済。特に革やファブリックなどの吸い込みの良い素材に塗装すると、染めQはどんどん吸収されてしまい、望みの色を着けるためには、かなり大量に必要になりますからね。しかし他方、「原液タイプ」も1L入りともなると1色8千円ほどもしますから、基本色を揃えるだけで数万円。小口の一般消費者にはなかなか手が出ません。そこでこの100mlあたりが、「好みの色に調合した染めQを色々な素材に試してみたい」というユーザーにとっては、合理的な選択肢となるように思います。 なお、数色の染めQを混ぜて使ったことのない人のために一言。この染めQ、色によって比重がかなり違うらしく、混ぜてもすぐに幾つかの層に分離してしまいます。エアブラシを使う合間合間にマメにブラシをシェイクしないと、思わぬ色が噴出され、作品を台無しにしかねません。ご注意を。