いわゆるスティック型充電ドライバーのクラッチ機能が追加されたのかと思い購入したが、3段階のトルク&回転数が切り替わる機能でした。なんかヌルって感じで停止します。
トルクと回転数は連動して変わるので、トルクだけとか、回転数だけってモード切替えは出来ません。設定したトルク規定になると自動で停止後、すぐにLEDの点滅が始まります。スイッチ操作を止めろとのお知らせです。そのままスイッチ操作を続行すると破損や故障の原因になると取説に書いてありました。
少し残念なのは規定になってもピタっと止まらない所かな。ヌルって感じで少し回転してから止まります。
初期モデルみたいにしっかり握ってると手が捻れる的な事やネジをナメると言った事はこれでかなり改善されたモデルと言っても良いかもしれません。でもボディビスやカバープレート、3ミリ以下の小ネジなどは
要注意かな。
付属の充電用ケーブルも1メートルなのは良いですね。本体の充電ポート保護カバーは相変わらず外しにくくハメにくい。
今までのもそうだが、そのうちダメになって取れそう。まぁ無くても不具合おきた事は無いので気にしてない。
写真はパナとヴェッセルを並べた物です。ここからは2社の比較になります。個人的な感想なのであしからず。
パナの方が本体は少し短い。
スイッチ連動LEDライトは使い物にならないくらい暗い。あっても無くてもって感じの輝度です。本当にビットの先が少し明るくなるくらい。パナのはライトだけ点灯も可能。ちょっとした懐中電灯代わりになるくらいの明るさ。
正逆転の切り替えはスライドスイッチ。パナはボタン。このあたりは好みや慣れで好き嫌いは別れそう。
スイッチの操作感やスイッチから指を離した時の止まり具合は断然パナの方が優秀。
それでも値段の差を考えたら実売価格で約2000円の差。この値段でこの機能を考えたら有り有りな商品だと思います。
どちらもスティック型と比べたらメインでは使えない軽作業用だし、バッテリーが劣化したら買い換える消耗品と思えば費用対効果は高いのがヴェッセルの電ドラシリーズだと思います。4年くらいヴェッセルの電ドラを雑に使ってますが、まだ使えてます。こちらも耐久性あると期待してます。
おおむね満足いく商品でした。