2011年購入の西川リビング、ポーランド産マザーグース、ダウン率93%、側生地はソフトな80番糸超長綿を、スタンダード・スーパーデラックス(ポーランド産ホワイトグースダウン93%で補充、側生地は綿100%超長綿80番手素材)にてリフォーム依頼しました。
羽毛にも、側生地にも、同等品を選んだつもりでしたが、「安眠工場」商品担当様から下記の連絡がありました。それは、
「お預かりのお布団の側地は・・・綿素材で・・・手触り感や肌当たり感の大変いい細番手織の上質素材が使われていまして私たちのコース〈ランク〉で言えば、綿素材の「スーパーデラックス」より更にワンランク上の上質素材のようです。今回ご依頼の「スーパーデラックス」と比較しますと・・同じ綿素材ですが、生地に織り上げます「糸番手の関係」でこれまでとは「生地の軽さ感」や「生地の軽さの違いでのお布団のボリューム感の出方」や「肌当たり感」や「お布団を掛けた際のフィット感」等で「違いがある」ことをご理解いただければ有難く思います」という言い訳じみた内容でした。
生地の重量で比較すると、安眠工場が使用しているサテン生地の重量は、
1)サテン80番手素材 シングルの生地の重さは955g
2)サテン100番手素材 シングルの生地の重さは850g
とのことでしたので、一般のサテン80は、安眠工場が使用しているサテン100番手素材に近いと思われます。
サテン80→サテン100への変更では、税込1,320円だけのアップですので、サテン80のリフォームにはサテン100をお勧めします。
ただし、それでも、西川リビングのサテン80の方が柔らかいです。
他のポイントについて。
(1)リフォーム前重量2.1kgに対して、リフォーム前重量2.1kgでしたので、羽毛重量1.2kgまで適正に補充されていました。
(2)布団乾燥機による1時間乾燥後の4つ折り状態での高さは、リフォーム前38cmに対して、リフォーム後は45cmでした。
(3)リフォーム前も、リフォーム後も、匂いはまったくありません。
リフォーム後の品質にたいへん満足しています。
しかし、「安眠工場」さんは当初の依頼である「80番手素材」のまま作業を進めようとするので、それを押し止め、「ワンランク上の生地」という生地を提案してもらい、その仕様を明確にしてもらうのは、たいへんなことでした。