迷いに迷ってやはりコーポレイトカラーのグリーンを選択。
Faber-Castellの鉛筆の軸よりやや彩度が高い感じで、
暗過ぎず明る過ぎずといった感じの美しいフォレストグリーン。
メタリック感のある仄かな光沢のボディとそこに刻まれた金色のロゴが、
お手頃価格のこのペンにさりげなく高級感を与えているように感じます。
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Faber-Castellのシャープペンはとにかく書き心地の滑らかさが秀逸です。
定評のある「芯」が優れているということもありますが、
Faber-Castellの芯を他メーカーのシャープに入れて使った時と比較して、
明らかに滑らかさが違うと感じられたので、
芯とペンとの相性というか、そういったこともあるのかなと感じました。
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約11.5gの軽すぎない重量と、中央よりやや下寄りの重心ということが、
手でしっかり支えなくてもペンが安定するような感じで実に具合が良いです。
クリップの形がスマートで筆記中邪魔にならないところ、
芯折れを防ぐクッション機構となっているところも大変気に入っています。
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消しゴム部のカバーキャップが無いのは好みのわかれるところかもしれませんが、
私はこのキャップをよく失くしてしまうので、最初から無いのも良いかも、と。
また、消しゴムは一般的なシャープについているものよりも数倍長いので、
惜し気なく使えるのも良いですね。
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極めて個人的な評価ですが、ペン先のスリーブが円錐形なことだけが少々残念。
これってむしろシャープペンとしてはスタンダードなことなのですが、
製図用シャープのように円柱形で長ければ私にとってパーフェクトなペンでした。
それを知りながらも、レビューでの評判が良いので買わずにいられませんでした。
うん、やはり買って良かったです。色違いもたまらなく欲しくなっています。