これは昔々、奥どんがまだ「奥ちゃま」だった頃のお話。
嫁入り道具に持ってきた蛇の目ミシン。当時最高級で30万近くしたらしい。
奥ちゃまのセリフ「ミシンがあれば子供の服が作れる」…と。わしは期待しとったなーっ。
でも奥ちゃまは母親が早く召されて、甘やかされて育ったモン☆で、なんも家庭のことはできん。
こういうことは結婚前には分らん、でも結婚したらすぐに分かる。
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そうです。奥ちゃまは魔女だったんです(◎_◎;)…。
違うか…、魔女なら鼻をくちゅくちゅと動かしただけで何でも出来るはず。
う~ん、そしたら何なんじゃろ。あれれーっ、とんでもない方向へ来てしもうた。
道に迷うた。戻ろ!戻ろ!。おー怖っ!ぶるぶる…。
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おっほん!そのミシンで縫ったもの。奥ちゃまのマタニティードレス2着。
冬用やったけん生地が随分厚かった。スタイルブック買ってきて、どれにすると尋ね、
奥ちゃまが選んだ2つを家政夫が縫った。我ながら綺麗に出来た。
プラモデルと同じくらいのつもりで、設計図があれば何でもできるという気持ちがあれば
案外できるモン☆。あとはカーテンぐらい。
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でもね、あのね、生地が厚くて、何枚も重なる所は結構無理したのよん。それでミシン壊れた。
もとーいっ!。私が壊しました。あははっ!修理に出したら「直らん!」と言って、
新しいミシンを勧められた。その癖壊れたミシンを持ち帰っていいかと言う。
何で…と、奥ちゃまが拒んで未だ2階にある。
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さて、この商品。同じ蛇の目を買ったのはいろいろ付属品が使えるから。
それに、厚物が縫えるものとなるとこのクラス以上。未だにごっつお高いミシンもあるが、
このくらいの買値だとちょいと安心できる。どうせ、奥どんは使わん。
わしが奥どんの服チョキチョキ切って何か作って遊ぶか、あとは娘が孫の幼稚園小物を作るだけ。
これなら十分納得の商品也。写真の手は娘。
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店舗・商品レビュー書いたら保証期間を5年に延長してくださると…。お願いします念。