干しざるに8500円は高価な買い物だと思いましたが、たまたま見つていた日が七夕で半額クーポンを使えたので購入に踏み切りました。
大変評価の高い商品でしたので楽しみにしていましたが、届いたお品物を見てびっくりしました。
こんな雑な製品でいいのかと。
ざるのど真ん中のひごが美しくありません。自然素材を扱うので見た目の良し悪しはあって仕方のないことかとは思いますが、あえてこの中央に配置する意図は何だったのかと疑問が残りました。穴あけは雑ですし、ビスも真ん中直線上にすらなく、本当に驚いたのです。
金網を使って同じように木枠で挟み込んだ干しざるを夫が作ってくれていたのですが、その方がずっと綺麗に作られています。
私自身、趣味の範囲ですが竹を切ってきて割ってはいで面取りして、と経験があるのでひご作りまでの工程や手間がかかるのは理解できているつもりですが、その他はあまりに拙いものでした。
同時に購入した青竹ふみもガタガタしていて、体重を預けられる安定感ではなかったことから、自分で調整して直しました。
自然素材なこと、湿気や温度で多少の変化があることは理解できますし、そのように注意書きもありますが、それを免罪符に商品チェックを怠っているように感じてしまいました。
レビューで「竹を半分に割っただけのものだと考えれば高い」と評されているのを見たときには、竹って色々と手間がかかっているのよ、と思っていましたが、これはネガティブなレビューを書かれても仕方ないなと思えました。
色々な製品のレビューがすごく高いのが不思議でなりません。都会で竹やざるが手に入らない人が多いのでしょうか?
これからは派手なアピールや大量のチラシを封入するお店ではなく、高くても実直な地元の職人さんから購入しようと思いました。お勉強代ですね。