持ち手の部分が太く、先端の部分が5cmくらい細くなっている。
匙の部分はそれなりの太さで、薄く丁寧に加工されている。
先端の細さと匙の薄さから、耳を掻く時の撓り具合が絶妙になっている。
但し、非常に繊細な作りなので、先端部分に余計な力がかからないように保管する必要があると感じた。
竹製品で結構な価格がする他の耳かき(1000~5000円くらい)と比較しても、良い出来だと言える。
この竹虎でも、これの他に虎竹を使用した耳かきがいくつかあり、それらも購入して楽天市場でレビューを書いている。
それらは、★4個をつけたのだが、これは★5個をつけても良い(あくまで私の主観で)。
耳かき1本に3000円以上は、高いと思う人もいるかもしれないが、職人の手がかかっていること、虎竹が(原価が高いかは定かではないが)普通の竹より希少価値があることを考えると、妥当な価格なのかもしれない。