イル・ラ・フォルジュに填る男です。イル・ラ・フォルジュは、そのシャトーよりも、オーナーのジャン・クロード・マスの厳選した契約農家のブドウ栽培とその同一種のブドウの取り合わせが見事というしかないでしょう。どちらかと言えば、赤ワインが得意なようです。2010年はシラーが良かったのですが、2011年はメルローが良いかもしれません。白ではシャルドネがやはり良いようです。今回のシャルドネは一つの畑から摂ったもののようで、すっきりとして、エレガントで、フルーティーです。因みに、UNWOODEDと表示された同じシャルドネでも違う畑のブドウをブレンドしたシャルドネもあり、こちらは、フルーティさは少し欠けますが、より辛口ですっきり感が増しています。どちらもお薦めです。