日常使いにおいて、この豆は最強に安くて最高に美味いです。まずは価格。
◆コーヒーの価格(100gあたり)
楽天加藤珈琲 149円
スーパー UCC GSP粉 192円
マイルドカルディ 372円
コーヒー豆専門店 600-800円
スペシャルティコーヒー専門店 800-1200円
このコーヒー豆は値段で見て、一般的な豆よりも圧倒的に安く、最も安いです。味のレベルで言うと『スペシャルティコーヒー>コーヒー豆専門店>=加藤珈琲』というような位置付けです。専門店以下の豆とはだいぶ突き放しています。
ただし、淹れ方次第です。
加藤珈琲の豆はやや酸味が悪目立ちする傾向にあるので、雑味を抑えるクリーンカップで淹れる事が望ましいです。
豆20gの場合の最高に美味しい淹れ方を紹介します。量は測りでグラム単位で管理。
(1)粉感が強いくらいの細挽き・コーヒーグラインダーの4(細挽き1〜粗挽き15)の細さで豆を挽く
(2)水400mlを沸騰させる
(3)沸騰したお湯を少し冷まして90度前後にする
(4)豆に50mlほどお湯を入れ30秒蒸らす
(5)お湯をコーヒー豆に10-20mlずつ粉が浸るくらいまでいれて、計5注ぎくらいで計160mlのお湯を入れる
(6)コーヒーフィルターから滴らなくなるくらいまで待つ ※いれはじめてから2-3分くらい
(7)コーヒードリッパーを外し、お湯を160ml直接注ぐ
(8)計320ml(2杯分)のコーヒーが完成
豆のグラム×8のお湯で抽出して豆×8のお湯を直接投入するやり方です。細挽きに対してこの淹れ方が、この豆において一番美味しい淹れ方でした。酸味が抑えられつつ程よい苦味があるコーヒー豆専門店に負けない味になります。100g200円以下の激安価格帯でこの味は前代未聞レベルです。
なお『豆×8』の部分を7にするなど、豆を贅沢に使うことでより深みのある味となります。もちろん好みは人それぞれではありますが、我が家での最高の淹れ方をぜひご参考までに加藤珈琲を楽しんでください。