軽井沢在住で年平均10トンの薪を作っています。 保有しているハルターのスレッジ、グレンスの大型薪割り、バーコのスプリッティングで薪割りを楽しんでいる余裕はありません。薪割り機で薪作りをしなければさばけません。薪割り機で割れないものは、グレンス他4本の楔で割っています。薪割り機では割った後細い繊維が残って手では分離できないケースが頻発します。 そこでハチェットの出番となります。 今までバーコ、フルターフォッシュ、ハスクバーナ、ヘルコのクラシック・ラインを使っていましたがグレンスを買い求めました。 欧米のアックスレビューで必ず比較対象となっているのがグレンスのワイルドライフです。フルターのOEMであるハスクが概してコスト・パーフォーマンスから評価が高い(アメリカではフルターは販売されていない)のですが、一度グレンスを使ってみたくなりました。まず購入後すぐ使える刃が付いていました。ヘッドに十分ワックスが掛けられ他製品のように蜜蝋を塗ってやる必要もありません。 最大の特徴は軽いことです。切れ味も所有している良く研いだハチェットより優れています。 楔にまで付けている皮のカバーも他社より優れています。 値段の差は当然のものと思いました。
但し物としての美しさはヘルコのクラシック・ラインかと思いますが、これは斧は性能が第一と考える人もあり、美しさに対する感性もあり個人差もあることでしょう。
次はウエッタリングとジョン・ニーマンを買って終わりにします。