脱走によって愛猫を失った事ということもあり、突然のお別れで且つ亡骸もつけていた首輪すら見つからず…きちんとけじめをつけなければならないとは思いながらも、まだ仏壇や位牌を購入する気持ちにはとてもなれませんでした。しかし、いなくなってから一ヶ月が経過し、あの子が生き抜いた証しを残すためにも、私自身が再び前を向くためにも、目に見える形で憶えて過ごそうと決めてこの度注文させて戴きました。想像以上の素敵なお品で、届いたお品物の箱を開けた瞬間、悲しみとはまた別の涙が流れました。まだまだ立ち直れそうにもなく、忘れる事も出来ずただ毎日自分を責めていますが、優しい色合いのリースの中央で可愛い表情をするあの子に日々手を合わせ、私も少しずつ回復していきたいとだけ希っています。まさに虹の橋を思わせる素敵なリースで、お別れ自体は一番納得いかない形ではあったにせよ、七色のお花に囲まれたあの子は生前以上に幸せそうな表情に映りました。