防錆考察 – Refil Speed

防錆考察

天気予報にもついに雪マーク、数日前に高速道路に乗ったら凍結防止剤散布車も走ってました。一般道でも凍結防止剤の散布が始まりそうです。大事な愛車を錆びないようにくれぐれもご注意ください。当店でも錆対策として防錆剤の吹き付け、電子防錆システムの取り付けなど防錆対策に取り組んでおります。電子防錆って効くの?ってよく聞かれますが結論から言うと効きます。電子防錆は電源ユニットの他にアノードと言うアルミの電極みたいのをタイヤハウスなど濡れやすい箇所に数個取り付けます。

この四角いシルバーのがアルミで出来たアノードと言うものです。鉄はアルミより電位が高いので電子防錆システムから電気を流しアノードを経由してボディーの鉄に電子が流れ鉄を酸化(錆)から守ります。鉄より電位の低いアルミが鉄の身代わりになって錆びるのと同時にアルミが持ってる電子を鉄に供給するので酸化しにくくしてるのが電子防錆システムです。このアノードがアルミではなく鉄より電位が高い金属だと防錆効果は発揮されません。またボディやアノードが雨水などで濡れてる方が電位差が生じるのでより効果的です。アノードが錆腐食すると電子防錆の効果も低下するので消耗時は交換が必要です。

電子防錆以外にも防錆効果が高い物があります。根拠は無いのですが我が家のとあるSEV装着車が錆びにくいと感じてます。SEVも数種の金属を組み合わせて出来ていますがアルミや銅、真鍮を多く使用してるようです。アルミは静電気を集める効果が高く銅や真鍮は放電効果があるようです。静電気を除去する事でアーシングのような効果?物質の動作を妨げないようにするので変化を感じられるのでしょうか。つまり電位を安定させる→防錆効果があるのかと勝手な推測をしております。←あくまで個人的な主観であり効果を実証してるわけではありません。

こちらも10年もののオートバイに装着してますが錆の発生は見られません。これがSEV効果なのかは定かでないのですが実際錆びてないです。

特にワックスなど使用してませんが洗車だけで錆も無くピカピカです。塗装の痛みも無いように感じています。

メッキパーツも錆びなくピカピカです。SEV効果なのかは謎ですが錆びないという事は車体の電位が安定してるのでしょうか・・・。