寝るたびに非常に長い夢を見る青年の話。
ひとつの短編作品だけを1冊に切り分けたもの。
実際に寝ている時間よりも遥かに長い時間を
夢の中で過ごすという症状に悩まされ、
寝る前の出来事が非常に古く感じるという描写が斬新。
実際の経過時間ではなく本人の体感時間が
現実化していく様子も面白い。
中盤が一番盛り上がり、オチが弱いのが残念だが、
脅威となる存在がいないのに怖いという異色ホラー。
【関連作品のレビュー】
伊藤潤二の猫日記 よん&むー(エッセイ)
寝るたびに非常に長い夢を見る青年の話。
ひとつの短編作品だけを1冊に切り分けたもの。
実際に寝ている時間よりも遥かに長い時間を
夢の中で過ごすという症状に悩まされ、
寝る前の出来事が非常に古く感じるという描写が斬新。
実際の経過時間ではなく本人の体感時間が
現実化していく様子も面白い。
中盤が一番盛り上がり、オチが弱いのが残念だが、
脅威となる存在がいないのに怖いという異色ホラー。
【関連作品のレビュー】
伊藤潤二の猫日記 よん&むー(エッセイ)