鉄道員という生き方
鉄道員という生き方/大日方 樹
2023年1月20日/175ページ
目次:幼少期から鉄道員になるまで 鉄道員という生き方 鉄道員の仕事 鉄道員になるには これからの鉄道員
鉄道会社で駅係員、車掌、運転士を経験して、現在は教師である筆者による、鉄道員という職業を紹介する本です。
特に可能性とやりがいに満ち溢れた仕事であることも強調されています。
今のJR、つまり国鉄の採用は1982(昭和57)年度を最後に採用見合わせとなりました。(略)1991(平成3)年度入社からJRは採用を再開しました。(110ページ~)
およそ 9年間も新卒を採らなかった とのこと。
その後のバブル景気の時代で大量採用し、さらにその後のバブル崩壊の時代で採用が極端に減少したとのこと。
従業員数ピラミッド的な資料があれば見てみたいものです。
鉄道会社に入って最初に辞める人は、宿泊勤務が辛かった 人が多いように感じます。(略)しかし、そのあとやめる人は少ないですね。(134ページ)
つまり最大の問題が夜勤であるということでしょうか?
しかし、午前1時から4時くらいまでは電車が動いていないので、ある程度睡眠がとれ、寝られないことが辛かったということはなさそうだと思うのですが。
それとも宿泊の施設が劣悪だったとか。
しかし、昔の国鉄の労働組合はたいへん強かったらしいですから、そんなことは無いはずです。