寿司の「魔力」 850日間連続で寿司店に通いつづけ、30000カンの記憶とともに考えたこと
寿司の「魔力」 850日間連続で寿司店に通いつづけ、30000カンの記憶とともに考えたこと/瀧本 伸哉
2024年6月7日/272ページ
目次:わたくし「寿司リーマン」と申します 寿司とは何か?―寿司の「魔力」 寿司はこんなにも素晴らしい―美味しさを読んで味わう 「寿司リーマン」とは何者か?―私の自己紹介 寿司リーマンが描く寿司の未来
月給の6〜7割を寿司に「投資」して、全国各地のあらゆる寿司屋を食べ歩く筆者による、寿司の「魔力」について語られる本です。
寿司には自分の人生を変える程のインパクトがあり、寿司店は非日常の出会いが生まれる可能性が高い独特の空間であるといいます。
まず、寿司とは何かという点です。
食べ物、空間(店舗)という要素は言うまでもありませんが。
③(略)「出会い」「学び」という「体験」 ④「自分とは何者か?」を知るということ(35ページ)
寿司から何かを学び、さらに哲学的な思考にまで達するといいます。
好きであるということは、人に対して驚くべき効果を与えるものなのですね。
また、高級寿司店の常連客は2種類の客層に分けられるといいます。
社会的ステータスの高い人種 が集いやすい。(略)コンサルティング(略)など、いわゆる高給取りといわれる職業に就かれている。(59ページ~)
いわゆる「高級」な店ですから、そのとおりの結果になるかと思います。
そして、それが自分を成長させてくれる貴重な場になるといいます。
これはいわゆる、サロンや高級料亭といった感じでしょうか?