投稿者:藤吉功
バッタ変死の真相は?・・森歩きで、植物の先端部に固まって動かないバッタたちを発見(写真1~3枚目)。どうしてこんな死に方をするのでしょう。この奇妙な行動は、エントモファガ・グリリという糸状菌(カビの一種)に罹ったバッタ類が、早朝ゆっくりと植物の上の方に登り、茎を抱きかかえて夕方までに死ぬ。糸状菌がその胞子をばらまくため、昆虫を高所に登らせると考えられています。死体から周囲にまき散らされた胞子に感染したバッタ類は、高温多湿の条件下で発症するようです。※今日は、「秋の森の観察会」(9:50-12:00自然ふれあい交流館と共催)。何とも不思議な光景が観察できるかもしれません。