中国各地で、大規模な地盤沈下が相次いで発生し、住民の生活を脅かす深刻な事態となっています。

中国では50を超える都市で地盤沈下が進んでおり、北京市では毎年11cm以上、上海市でも20cm、古都・西安市でも20cm以上沈みつづけているそうです。

このまま地盤沈下が続くと、10年後には消滅する都市も出てくるとも言われており、既に、各地では道路の陥没や建物の倒壊、橋や排水設備、ガスパイプラインの破損などといった事故が相次いでいます。

○上海や北京で深刻な地盤沈下　地下水汲み上げ原因か

特に、上海では、この100年の間に3メートルも地盤沈下が進んでおり、2050年には上海を中心とする長江デルタ地区が海の底に沈むとの予測データも出ています。

地下水の汲み上げと、大量に建設された高層ビルの重みにより、地盤が沈み込み、大きなビルの周りに亀裂が生じるなどのトラブルが発生しています。

また、昨年、首都・北京市においても、地盤沈下が深刻化していることが北方工業大学と武漢大学の研究により、明らかになりました。

北京・天津などの「華北地区」と呼ばれる地域では、2000億立方メートル近い莫大な量の地下水が汲み上げられ、その影響で地盤沈下が加速、地下鉄が変形するなどの被害も出ています。

2020年には、天津市で路線バスと周囲にいた人たちが道路の陥没に巻き込まれ、6人死亡する事故が発生しました。

武漢市では今年8月、地盤沈下が発生したため、付近の30階建てマンションの住民が避難を余儀なくされるトラブルが発生しています。

マンションの住民によると、地盤沈下の影響で建物にもヒビが入るなどしており、管理会社に相談をしても一向に対策を取ろうとしないため、不安な日々を過ごしているそうです。

このように中国人らは、後先考えることなく資源を浪費しつづけ、みずからの手で滅亡の時を早めています。

卑劣な侵略工作によって全世界を脅かしてきた中国人に、さらなる厳格な裁きが下されますことを心から祈ります。

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