サイト売買、その名の通りブログやECサイト、WEBサービスなどのWEBサイトを売ったり買ったりする取引です。
近年の副業ブーム、個人での起業が増えてきたことにより、WEBサイトやブログを立ち上げる機会も増えてきました。
それに伴い、オンラインビジネスの主軸資産であるWEBサイトの売買が活発になってきています。
- どんな人に向いているのか?
- どれくらい儲かるのか?
- どのようなリスクがあるのか?
- 不動産投資と比べてどんな違いがある?
サイトを購入する場合の立場で解説します。
成約数No.1(2023年)
サイト売買始めるならラッコM&A
取引完了スピードに徹底したプラットフォームです。あらゆるアクションを効率化し、安心かつ最速でサイト売買を行えます。
目次
どれくらい儲かるのか?
サイト売買の相場は月間営業利益の12ヵ月~24カ月分程度と言われております。
リスクの高い不人気サイトに至っては6カ月分~12カ月分程度まで低下するものもあります。
不動産で言うところの表面利回り(年間家賃収入(売上)/物件価格)と言う視点で見ると・・・
- 営利6ヵ月のサイトは表面利回り200%
- 営利12ヵ月のサイトは表面利回り100%
- 営利24ヵ月のサイトは表面利回り50%
と言う高収益の投資案件に見えてきます。
一見すごく儲かりそうですが、利回りの高い投資案件と言うものはその分リスクが高いものです。
先に書いたように、サイト運営にはさまざまなスキルが要求されます。
自身が運営することで価値を向上させていけると思えるようなサイトを買わないと、うまく維持できずに損してしまう可能性があります。
その一方で、しっかりとしたサイト運営ができるのであれば高利回りの恩恵を享受することができます。
集客は出来ているけど、収益化が下手なサイトを買って成長させると言うやり方も!
サイト売買の慣習として、自身の人件費をコストに含めずに収支情報を記載することがあります。
これは個人で運営しているから算出か難しいと言う事情であったり、結局のところ引き継いだ方がどの程度コストを掛けるかと言う問題なので、参考になりずらいと言う事情があります。
今後運営していくにあたって必要なコスト(自分の時間も含めて)を織り込んで考えましょう。
不動産投資とサイト投資の比較
収益物件に対する不動産投資と、サイト購入による広告収益を主軸としたWEBメディア運営に対する投資を比較します。
※いずれも様々な投資スタイルがあると思いますので、あくまでも目安としてお考え下さい。
不動産投資 | サイト投資 | |
---|---|---|
向いてる人 | 余剰資金があり意識せずに資産運用したい人向け | 積極的に運営に関与しWEBでの収益獲得スキルを高めたい人 |
性質 | 投資 | 事業 |
資産の性質 | 有形資産 | 無形資産 |
表面利回り | 5~15% | 50~200% |
投資規模目安 | 数千万円~ | 数十万円~ |
リスク | 低い | 高い |
リターン | 低い | 高い ※その後の運営状況に依存する |
収益再現性 | 〇 | △ ※その後の運営状況に依存する |
必要スキル | なし | あり ※コンテンツ制作・集客・収益化など |
投資市場規模 | 大きい・歴史がある | 小さい・歴史が浅い |
手離れ | する | しない |
銀行融資 | 出やすい ※融資を前提とした投資が一般的 |
出にくい |
購入手続き | 大変 ※売買契約・登記など |
かんたん ※オンライン完結 |
購入後の運営 | 管理会社に委託可能 | 自身での運営または外注チームを構築し委託 |
委託先と収益の関係 | あまりない | 極めて大きい ※成果が出せる委託先か見極める必要あり |
収益性の改善余地 | 小さい | 大きい |
再売却 | しやすい | 極めてしやすい |
売却損益 | プラスになることも | マイナス~プラス ※その時の収益性に依存する |
外部要因による収益影響 | 受けにくい・緩やか | 受けやすい・急激 |
資産価値の変動 | 安定・緩やか | 不安定・急激 |
どんなサイトが売りに出ている?
アフィリエイトサイト/ブログ、ECサイト、WEBサービスなど多種多様なサイトが売りに出されています。
WEBメディア(アフィリエイトサイト/ブログなど)
アフィリエイト広告(成果報酬型広告)であったり、Googleアドセンス広告(クリック課金型の自動広告)などのWEB広告で収益を得ることを目的にしたサイトです。
ECサイトの様な在庫リスクもないので、記事コンテンツさえ書ければ非常に手軽に運営できます。
その手軽さもありサイト売買において最も活発に売買されている種類のサイトです。
ECサイト
自身で商品を仕入れて在庫を持ち、運営するECサイトで販売するビジネスです。
在庫管理、決済、発送、顧客対応などの業務が生じるため、手軽ではありませんが、実店舗で行う事業などに比べれば手軽な事業と言えます。
最近では無在庫ECであったり、倉庫から直送してくれるフルフィルメント型のサービスなどもあるので在庫管理や発送業務類は効率化をすることができるようになってきました。
WEBメディアよりも手間がかかる分、個人からはあまり人気がありません。より多くのスキルが求められるため、知見が無い場合は購入をやめておいた方がいいでしょう。
WEBサービス
WEBサービスと言っても様々ですが、WEBブラウザ上で使用できるサービスをさします。
広告で収益を得るモデルや、ユーザーに課金してもらうなど収益化のパターンも様々です。
購入後、継続して維持・開発を行っていくためにWEBエンジニアのリソースを確保する必要があります。または自身で開発が行える。
WEBサービスの例
ラッコツールズ
無料で様々なWEBツールを提供し、広告収益を得るモデルのサイトです。
ラッコドメイン
独自ドメイン名の登録の取次業務を行うことで、収益を得ているサイトです。
ラッコM&A
サイト売買プラットフォームを提供し、成約時の利用料を得ているサイトです。
YouTubeチャンネル
属人性がなく、事業として引き継ぎ可能な形態のYouTubeチャンネルの取引が活発です。
動画コンテンツを制作し動画の再生数に応じた広告収益により、利益を上げます。
切り抜き動画チャンネル、漫画チャンネル、ゆっくり解説系チャンネルなどが取引されています。
成約案件も掲載されているので、どんなサイトがどれくらいの価格で売買されているかを見ることができます。
育成枠のサイトを買って育てよう
WEBメディアがSEOで集客を得られるようになるまで、少なくとも半年~1年はかかります。
どれだけ良質なコンテンツを作り続けても、Googleのアルゴリズムから信用されて上位表示されるまではどうしても時間がかかります。
そういった正解なのかどうかもわからずに続けなければならない期間に耐えられず、挫折をする人も多いです。
そこでおすすめしたいのが、既に構築されて運営歴のあるサイトを購入してWEBメディア(ブログ)を始めるということです。
ラッコM&Aで売りに出ているサイトは収益が出ているものもあり、値段も数十万円~と言う価格帯のものが多いですが、
ラッコマーケットに出ているサイトは数万円から購入することができます。
ラッコマーケットでは育成枠のWordPressブログに特化したサイト売買プラットフォームです。
5秒でサイトを購入することができます。交渉なし・サイト移行なし・カード決済OK
売買に必要な手続きが5秒で終わり、過ぎにWordPressブログにログインして購入したサイトの操作を行えます。
購入したサイトは5秒で売りに出すことができるので、気軽に始めても撤退も比較的簡単にできるためリスクが低減されています。
0から始めるより効率よくスタートすることができます。
どのような人に向いているのか?
例え小さなブログだとしても、決して安易なお小遣い稼ぎと思わずに一事業として継続的に改善していける人が向いています。
サイト売買はプラットフォームの普及により、個人でも簡単に行えるようになっています。
簡単に購入することはできるのですが、その後、継続運営し、更に成長に繋げていくことは非常に大変です。
WEB業界は変化や競争が激しいため、常に自分のサイトの価値を上げていけるように考え続ける必要があります。
この持久走を楽しめる人には向いていると思います。
向いていない人
サイト運営に一度も関わったことが無い人はいきなりサイトを買ってはいけません。
株のようにポチっと買えば終わりというわけではなくて、コンテンツ作成、集客、収益化と、サイト運営で稼ごうと思うとやることがたくさんあります。
また、買った瞬間から競合がぞろぞろといる中で競争がスタートしてしまいます。
右も左もわからずに停滞してしまうと、続々と順位が落ちてサイトの収益力が低下し、運営するモチベーションの維持も難しくなり、続かなくなり失敗・・・ということも。
もちろんエイヤと突き進んで、やりながら覚える!と言うスタンスもいいと思いますが、リスクは大きいです。
余裕資金が無いのであれば、あまりおすすめできません。
サイト運営の経験がない場合は、いきなり買わずにまずは自分で運営して知識を身に着けてみるのも良いかと思います。
ブログであれば簡単にスタートできるので、
ブログ運営をしながらコンテンツ制作、SEOでの集客、WEB広告での収益化などを実践してみましょう。
とりあえずスタートしてできそうか確認したい方におすすめです。
失敗するリスク、どれくらい損する?
サイト運営は多くの変動要因に晒されるため、購入から一カ月たたないうちに収益力が大幅に低下するようなことも起こりえます。
そうなると購入したサイトの価値も低下するため、収益が低下するだけではなくて、売却する際も元の値段より安くなってしまいます。
例えば集客面で言うと・・・
Googleなどの検索エンジンからの集客を頼りにしているサイトの場合、検索エンジンの順位決定アルゴリズムの変動により、集客力が低下する可能性があります。
このアルゴリズムの大きな変動は数カ月に1度の頻度で発生しているので、買った途端に変動が発生して価値が低下してしまう恐れがあります。
逆に低下していたサイトが上昇して、価値が上がるということも起こりえますが・・・。
こういった変動リスクに晒されることはリスクとして承知しなければなりません。
変動リスクが低いようなしっかりした運営がされているサイト程、リスクが少ない分値段が上がり利回りが低下します。
まとめ
- 表面利回り50%~200%!ただし、知見が無いとハイリスク
- サイト運営は安易に考えずに一つのビジネスを行うものとして真剣に取り組もう
- サイト運営の経験がない場合は、まずは自分で運営してみるのもよい