2012年10月20日 アンジェ市内
24時間というのがポイントで、今回のケースのように昼頃到着⇒その町で1泊⇒翌朝出発という場合でもこれ1枚で通用するんです。日本の場合、大抵「一日乗車券」なので、翌日ちょっと乗る場合でも運賃を払わねばならない。日本でも参考にしてほしいなあ。 ジェットコースターのような古い市街地の坂を駆け下ります。 市街地では景観配慮の面から架線や架線柱はなく、電車もパンタグラフを下げます。 2本のレールの間にある地表給電装置(APS)から電気を得ています。電車が来た時にだけ、電車の真下だけで誘導電流が流れる仕組みです。なので感電の心配もありません。 郊外ではパンタグラフを上げて架線集電になります。グリーンベルト化した軌道にレインボーカラーがよく映えます。 北の終着駅にはパーク&ライドの駐車場。トラム利用者はもちろん無料。 NHKの「世界ふれあい街歩き」のような光景。 路線バスもLRTと一体となって運営されているので同じデザインです。この統一性が旅行者にも分かり易いです。 車道の中央部にはポールが設置されており、電車が前を走っている時は車は追い抜くことは出来ません。あくまで電車優先。 狭い路地にも、線路を敷設し車を追い出してしまってます。こういう理解が得られるのもLRT先進国のフランスならでは。ルノーの初代トゥインゴともよくマッチしています。 残念ながら一日雨模様でしたが、薄暮れの街に光が反射していい雰囲気になってきました。 最後にアンジェのシンボル、グラン・テアトルとの夜景と。サン=サーンス、フォーレ、グノーらも指揮台に立った歴史あるコンサートホールとのこと。 つづく
by feel-railside
| 2013-10-26 00:04
| 海外
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