R’sBlog

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好きなことについて好きなように書きます。

結束バンド ZEPP TOUR 2024 We willに行った話

R_grayと申します。

 

 

11/3(日)にZepp Hanedaにて開催された「結束バンド ZEPP TOUR 2024 We will」に行ってきました。

 

感想をまとめようと思っていたのですが、iPhoneのメモをスクショしてポストするのはなんだか味気ないなと思ったので、前々から興味はあったけどやってこなかったブログをこれを機に始めてみることにしました。

 

このブログは「自分の好きなことについて好きなように書く」というコンセプトでやっていきたいと思っています。

 

方向性もないので、ジャンルを固定することはありません。

 

挨拶はこのぐらいにして、本題に入っていきます。(ここからは常体で。)

 

 

 

入場まで

今回が人生で初めて参加するライブだったので、どのくらい時間に余裕を持たせたらいいのか分からず、物販整理券の時間の約45分前に会場に到着。

 

流石に早かったらしく、自分と同じ時間枠の人は疎らにいる程度で前の時間枠の半分も呼び終えてなかったんじゃないかな。

 

いよいよ自分の番号が呼ばれ、並んだ。

 

物販待機列の途中にグッズの実物が置いてあり、吟味することができた。

 

グッズを買い終えると、途端に開場の16時半までやることが無くなる。

 

初めてZepp Hanedaに行く人に言っておくが、周りにまー何もないので開場時間までは電車でどこかへ移動することをおすすめする。(筆者は金欠のため移動を一切しなかったが。)

 

近くのデイリーヤマザキで昼食を済ませ、一応会場周辺のコインロッカーを下見しておくことにした。

 

時刻は14時半を回ると、天空橋駅構内のコインロッカーがほとんど使用中になっていたため急いでゾーンKのコインロッカーにアウターとライブに使わないグッズを預けた。

 

ようやく開場時間になり、本人確認、ドリンク引き換えを済ませ、入場したが、柵を逃した。

 

柵さえ確保できていれば倍は楽に観ることができたのではないだろうか...。

 

 

楽曲について

ここからはライブで披露された全20曲について1曲ずつ振り返る。

 

人間なので好みや、聴き込みの量などによって印象が多少薄れている曲もあるが、そこには目を瞑っていただきたい。

 

 

1.月並みに輝け

Vo:長谷川育美

 

Re:のOPであるこの曲が1曲目。

 

2024年のぼっち・ざ・ろっく!はこの曲から始まったと言っても過言ではないはず。

 

ボーカルから始まるこの曲によって、長谷川育美だけでなく観客である我々のエンジンも掛かる。

 

「ついてこいよ」 いいよな。

 

 

2.青春コンプレックス

Vo:長谷川育美

 

「月並みに輝け」によって高まり始めた会場のボルテージをブーストするのがこの曲。

 

最も歌唱されている曲なので長谷川育美の安定感も抜群。

 

もはやお馴染みとなったサビの「かき鳴らせ」の大合唱も楽しかった。

 

 

 

3.カラカラ

Vo:水野朔

 

3曲目で今公演最初のボーカル交代で筆者の推しである水野朔へ。

 

恒星の音源を聴いたときにも感じていたことだが、この曲はすごくライブ映えするな、という印象を受けた。

 

個人的にはアルバム音源では丁寧に、落ち着いて歌っていると感じていた。(アルバム音源なんだからそういうもんだろ。)

 

しかし、ライブではいい意味でファルセットの不安定感だったり、地声発声の力強さを感じることができ、なんというか、より聴きごたえのある楽曲に仕上がっていた。

 

 

4.惑う星

Vo:水野朔

 

まず、今回のライブに行くまでEP「We will」に対してあまり良い印象を持っておらず、今までやってこなかったキャラソンをなぜ作ったのか?ということや、楽曲を提供したアーティストを前面に出す発表のやり方に納得いっていなかった部分がある。(ライブ用に1人当たりの持ち曲を増やしたいという思惑は分かったが。)

 

そんな中でもこの曲は意味云々は置いておいて、サウンドがかなり好印象だった。

 

そしてライブでも披露された訳だが、この曲はファルセットが特徴的なカラカラとは対照的に最後まで地声で歌唱される。

 

水野朔は結束バンドメンバー(主に長谷川育美)からファルセットがとても綺麗であると評価されているが、個人的にはそこも魅力的ではあるのだが、パワフルな地声発声に魅力を感じているので、この曲はまさに筆者好みの曲ということになる。

 

やや険しい表情で歌っている曲中と、観客に話しかける表情のギャップがすごかった。

 

 

5.僕と三原色

Vo:長谷川育美

 

再びボーカルが長谷川育美にスイッチ。

 

ミニアルバム「Re:結束バンド」に収録されている曲の中では個人的にあまり印象に残っていない曲にはなる。(いろはすのタイアップだし、みたいな所はある。)

 

故にノリ方があまり分からなかったので、今回のライブでの印象も薄いのだが、歌詞に合わせて照明の色が変わる演出はとても綺麗だった。

 

 

6.milky way

Vo:長谷川育美

 

マイナスな事ばかり書きたくはないのだが、EP「We will」であまり印象に残らなかった曲がこれ。

 

ただ、この曲はライブの前にEPについて結束バンドメンバーが自身の歌唱する曲に対して語っている記事を見ていたので、長谷川育美が抱いた感情などを知ることが出来ていて、会場の雰囲気を忘れてリリックに注目して聴いたことで楽しめた。

 

 

7.Distortion!!

Vo:長谷川育美

 

ご当地曲枠である7曲目は、まさかの大阪公演と同じくDistortion!!。

 

羽田公演だしひとりぼっち東京だろって思ってた。

 

まぁ、そんなこと気にならないぐらい楽しめたんだけど。

 

やっぱり聴き込みって大事。

 

 

8.夢を束ねて

Vo:青山吉能

 

2回目のボーカル交代で青山吉能に。

 

これまたEPに収録されている曲だが、初めて聴いた時から青山吉能の凄みを感じていた。

 

ぼっちが歌ってんだよな。

 

この一言に尽きるんだけど、青山吉能という声優はキャラで表現するのがめちゃくちゃ上手いんだろうな。

 

ライブではぼっちとしての表現はもちろん、“青山吉能”の歌にもなっていたと言うか、上手いこと足し算されていたように感じた。

 

これがいい意味で誤算で今回のライブで一番良かったと思った曲だった。

 

 

9.あのバンド

Vo:長谷川育美

 

アニメ8話の再現はもはやお馴染みだが、やっぱりいつ聴いてもテンション上がる。

 

自分含めてジャーンで気づくのやばいよ。

 

ラスサビ前の「手を叩く」で自然にクラップ揃うのが気持ちいい。

 

結局初期から一番好きな曲揺らがないんだよな。

 

 

10.ドッペルゲンガー

Vo:長谷川育美

 

この曲はRe:Re:のOPで、そのOPが8話の台風ライブの3曲目という設定だったので初期の結束バンド味を感じる。

 

そんな事もあり、ミニアルバムの中でもかなり好きな部類の曲だし、テンポも速めの曲なので1stアルバムの曲並みにノれて楽しかった。

 

 

11.なにが悪い

Vo:鈴代紗弓

 

ボーカルが鈴代紗弓に。

 

クラップから始まる新パターンで、観客の「Wow-Yeah-」、「いま!」、「ほら!」などは健在でまー楽しかった。

 

あと鈴代紗弓がこれでもかって程動き回ってくれるので、前の人の頭で全然ステージが見えなかった自分にも顔がはっきり見えた。

 

生の鈴代紗弓めっちゃ可愛かったな。

 

 

12.UNITE

Vo:鈴代紗弓

 

鈴代 「UNITE。」

 

はい、かっこいい。

 

EPの曲という事でそんなに聴かずに行ったが、インパクトはあったのでなんとなく覚えていた。

 

なんかすごいロック感じたんだよな。(ロックが何なのかはよく分からんけど。)

 

最後に拳突き上げるのも含めて超かっこよかった。

 

 

13.忘れてやらない

Vo:長谷川育美

 

イントロかっこいいよな、この曲。

 

アニメ本編通りイントロでクラップして、恒星同様にコール。

 

シンプルに盛り上がる本当に楽しい曲。

 

そしてこの曲の後はやっぱり...?

 

 

14.星座になれたら

Vo:長谷川育美

 

長谷川 「秋は星がよく見えますね。」(意訳)

 

一瞬で察する我々。

 

なにが悪いと同様にサビでは手を左右に振るのが根付いている。

 

そして間奏では12話のバッキング→スライドを披露。

 

ラスサビ前には今回から新登場のミラーボールが回転し、星を表現。

 

演出自体は普通っちゃ普通なんだけど、思わず「すげぇ」って声出た。

 

 

15.秒針少女

Vo:長谷川育美

 

フラッシュバッカーとバラード系で似てはいる曲だと思うけど、明確な違いは過去の事を歌っているのがフラッシュバッカー、現在の事を歌っているのがこの曲。

 

この曲を最初に聴いた時は「今の私達最高!」「ずっと結束バンドでやっていきたいね!」的なニュアンスを感じなくもなかったんだけど、過去に対しての歌詞がかなりネガティブなんだよな。(結束バンドの曲でもトップレベルかも)

 

それをしっかりステージで感情的に表現されていて雰囲気良かった。

 

 

16.今、僕、アンダーグラウンドから

Vo:長谷川育美

 

秒針少女で落ち着いた雰囲気をいい感じに盛り上がる方向に戻してくれる曲。

 

Re:のEDで、初めて聴いた時から歌詞、曲調共にかなり好きな曲なんだけど、それをライブで聴くんだから当然いいわな。

 

完全に盛り上がる方向に戻すんじゃなくて、中火くらいというか、そんな感じの温度感がとても素敵。

 

 

17.Re:Re:

Vo:青山吉能

 

青山吉能がギターを持って2回目の登場。

 

イントロで観客が腕を前後に動かすのと、コールを入れるのは本家同様じゃないかな。

 

この後にも触れるけど青山吉能の演奏の安定感がめちゃくちゃ上がってた。

 

観客側の本家との大きい相違点で言えば、サビの大合唱。(ライブ映像観ても聴こえなかっただけでもしやってたらごめん)

 

楽しかった。

 

 

18.転がる岩、君に朝が降る

Vo:青山吉能

 

早速Re:Reで書いたことに触れると、演奏の安定感が誇張抜きで上がっていたということ。

 

相当練習したんだろうなと想像出来る。

 

ソロも恒星の時よりもクオリティ高かった。

 

演奏以外の事について触れると、サビの「ローリング ローリング」「ように ように」の大合唱。

 

これもまー楽しかった訳だが、本家のライブ映像を何本か観ても聴こえなかったので、もしかしたら結束バンドのライブならではなのかも。

 

 

19.ギターと孤独と蒼い惑星

Vo:長谷川育美

 

感覚の問題かもしれないけど、いつもライブの前半だったイメージのこの曲がこんなに後ろだったのが新鮮。

 

恐らく会場にいる全員がトップレベルに聴き込んでる曲なので、もう一段階ボルテージが上がってたな。

 

サビ終わりの「星に」、「心臓」、ラスサビ前の「聴けよ」はまぁ皆歌うよね。

 

これも定番になってきたな。

 

とにかくかっこいい最高の1曲。

 

 

20.光の中へ

Vo:長谷川育美

 

これが最後の曲。

 

歌詞から未来を想起させるこの曲を最後に持ってくる辺りが分かり過ぎてる。(何様だよ)

 

盛り上がる曲でありながら綺麗にまとめ上げてもくれる、なんか不思議な曲でもある。

 

最後の他3人も歌う所は本当に3人が再登場して歌ってくれた。

 

全体的にMCが少なかったので全員集合で歌ってくれたのは嬉しかった。

 

 

追加公演“We will B”について

はい、そんな訳で今回ライブビューイングと配信もやってた理由が追加公演の発表と分かったんだけれども。

 

正直アニメ二期の発表と思ってた人も一定数いると思う。

 

自分もそうだったし。(ライブ途中で違う事をなんとなく察したけども)

 

よく考えてみればもし二期の発表なら東京公演をツアーの最後に持ってくると思うしね。

 

で、場所が武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナってことで結束バンド初のアリーナ公演が決定。

 

遅ぇよって思う人もいるかもしれないけど、こういう場所押さえるのって結構前から計画しないといけないらしい。

 

悔しいけどここら辺の時期の設定が上手いというか。

 

正直な話、筆者は今回のライブで二期についての言及が微塵も無かったらぼざろから少し離れようかと思ってたんだけど、まぁチョロいので次のライブにも行きたくなってしまったと。

 

恐らく「We will B」で二期発表が来るとは思う。

 

間を持たせるのにはピッタリの発表になったかもね。

 

そして、そのアリーナでのライブの先行抽選申込券がEP「We will」に封入されるとのことで、複数申込も可能なのでどうしても当てたい人はいっぱい買ってねってこと。

 

※筆者は同じCDを何枚も買う程お金持ちではないので1枚で勝負。

 

 

振り返り

今回のライブを振り返って、人生最初のライブが結束バンド、会場もZeppで良かったということはすごく感じた。

 

結束バンドのライブはサウンドは本格的なんだけど、アニメに登場するバンドなのでいい意味で緩さもあって、きっと現実のロックバンドとは違うんだろうなとは思うけど、初心者にはちょうどいい温度感だった。

 

周りも初心者の人が大勢いてもおかしくない状況だったからかも。

 

あとZeppも仕組みが分かりやすくて、迷う事が一度も無かったので、これも初心者に優しくて良かった。

 

曲については書けることは全て書いたかなと思うので割愛。

 

追加公演も発表されて、行きたいと思わせてくれるパフォーマンスだったことは間違いないし(当たる気しないけど)、追加公演じゃなくても“ライブ”というものにまた行ってみたいと思わせてくれた。

 

若干ネガティブな気持ち(EPあんまり好きじゃない問題、二期発表の有無による今後の作品との距離感)も持ちつつ行ったライブだったけど、終わってみればこういう気持ちにしてくれた結束バンドとZepp Hanedaに賛辞を送りたい。

 

Thank you!!