えり子さん、ありがとうございました
2008年 11月 20日
ビートルズコピーバンド、良く言えばビートルズトリビュートバンドを演っていて、一番イヤだったのは、同じようなバンドの連中に批評されたことだ。特にビートルズバンドオタクと呼ばれる連中、小生も他人のことを偉そうには言えないが、彼らは平気で他人のバンドを貶す。
小生が一番彼らと衝突したことは、声を指摘されたこと。「ジョンの声は人間ディストーションだ、君の声はコーラスがかかっている」と来た!「ビートルズを止めて小田和正なら良いんじゃない」とも来た。何だっていいだろう、こらぁ!って正直思った。
そういうことを言う連中って、自分の中のイメージを他人に重ね、それが異なっているとき、猛烈に攻撃し否定し始めるのだ。小生がビートルズコピーバンドがイヤになったのも、あまりにもそういう連中が周りに多くなり過ぎていたからだった。
小生のような素人はプロではない。当然、それで食っているわけではない。プロなら演奏力、歌唱力、ルックス、カリスマ性などが必須だろう。それらの要素を向上させるための努力もしなければならないだろう。
そんな中、ある人とコンタクトをとることができた。小生より年齢は10歳以上年上の女性だ。日本を代表するバンドのリーダーである弟さんがいる方だった。ご本人もバンド活動をやられ、有名な歌手とも共演されたこともあり、きっと耳も肥えていたに違いない。
バンドを止めた後、どういうきっかけだかは覚えていないが、小生のバンドの音源をその方に渡す機会を得たことだ。小生もどこかで久しぶりにライヴでもしてみたいと思っていた時期だったので、ちょうどタイミングが合ったのだと思う。
その方は音源を聴いて下さって、次のようなメッセージを小生に入れてくれた。その一部だが、それが今でも嬉しくて心に残っている。
「正直に言って、これまで聞いたコピーバンドのジョンより
一番声質が似ていると思います。「湘南のJohn Lennon」なら
Beatles のコピーバンドではないんですか?
こうなったら、どうしてもライブが見たい!!
茅ヶ崎界隈でライブ活動はしていますか?」
「差し出がましいのですが、私の友人が茅ヶ崎駅のそばで
お店をやっていて、狭いんですがそこならいつでもライブが
できます。出演料など出ませんが、公開練習的に使ってもらえます。
興味があれば、お知らせ下さいね。」
もちろん、小生はこのご依頼を素直に応じるつもりだったが、結局、仕事の忙しさやメンバーの調整でつまづいてしまい、このチャンスを逃す結果となってしまった。本当に残念だ。ご本人も先月永眠されてしまった。
でも、このメールをいただいたとき、声に関して自信がイマイチだった小生が大いに力を与えてもらったことは事実だ。その方もジョン・レノンが大好きだったという。弟さんもジョンが大好きだったという。また茅ヶ崎市の環境問題にも積極的に取り組まれていたという。
小生の大切だった友人が亡くなったその翌日に逝ってしまった。2人とも茅ヶ崎に縁が深い人だった。今年の後半は、小生にとって人生や生命について再考させられている日々が続いている。
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それが自身に跳ね返ってくることを承知した上でなければいけない。何故なら、他人は合わせ鏡だから(笑)。
人の声と云うのは・・・
神様が与えてくれた唯一無二のもの。
その声を否定されるというのは
自身を否定されるのと同じことですものね。
オアシスのリアム・ギャラガーにしても・・・
ジョンを心酔する余りにあの“声”を獲得したわけじゃない。
桑田さんのお姉さんから・・・
「正直に言って、これまで聞いたコピーバンドのジョンより
一番声質が似ていると思います。「湘南のJohn Lennon」なら
Beatles のコピーバンドではないんですか?
こうなったら、どうしてもライブが見たい!!
茅ヶ崎界隈でライブ活動はしていますか?」
このように認めてもらえたことは・・・
湘南のJohn Lennonさんの
ビートルズへの愛情を認めてもらえたことと
同義なんでしょうね!
素敵ですね。
湘南のJOHN LENNONです。
コメントありがとうございます。
お身体の調子はいかがですか?これから寒くなるし、お互い40代なので、衰えと戦いながらの人生かもしれませんね。どうかご自愛下さいね。
ビートルズコピーバンドのディープな連中って、そういう輩が多いと思います。自分に合わない奴は排除する感覚ですね。そのせいで、ビートルズ自体も聴くのが嫌な時期もありました。平気で知らん振りしてメンバーを引き抜いたりするんです。思い出して腹が立ってきました(笑)
湘南のJOHN LENNONです。
いつもコメントありがとうございます。
バンドって続けること自体、結構エネルギーが要りますよね。小生は趣味の範囲で、他の生活に影響が及ばないスタンスだったので、余計な神経を使いたくないっていうこともありました。
ただでさえ、仕事でエネルギーを使い果たしているので、プライベートの趣味の範疇で何か言われると余計に疲れてしまいますからね。
小生も昔、ハコバンのバイトとかもしたことがありますが、ミュージシャンって性格の悪い奴が多いです。基本的に自己中なんですよね。楽屋で怒鳴りあいはしょっちゅうだったし、小生も掴み合いのケンカをした後、帰っちゃったこともありましたよ(笑)