プログ

昨日の続きでスクラン最終回をリポート。
烏丸宇宙人説は播磨の漫画のオチだったということで否定された。
アニメの最終回としては完璧だったこのオチを完全に捨て、いったいいかなる決着をつけるのかスクールランブル？
そして出来あがった漫画の原稿を出版社の届けるためにバイクでかっとばす播磨の前に沢近のリムジンが！
リムジンが長くてバイク追突！
沢近と執事のナカムラしか乗ってないのに無駄に長いリムジン。
バイクは転倒し道路に投げ飛ばされる播磨。
慌てて降りる沢近。
「大丈夫ですか！・・・って、ヒゲ！」
「・・・・・お嬢・・・・・頼む・・・・・こいつを届けてくれ・・・・・」
沢近に原稿を託す播磨。
「わかったわ・・・・・」
沢近は播磨をリムジンに乗せて出版社へと急ぐ。
出版社につき受付に原稿を持っていく執事のナカムラ。
受付のおねーさん「新人賞の応募ですね、わかりました・・・・・・・・あら？（袋に名前が書いていない）失礼ですがお名前はなんとおっしゃりますか？」
ナカムラ「執事のナカムラと申します・・・・」
かくして播磨の漫画は、執事のナカムラの投稿ということで受理されてしまったようだ。
そして沢近の家の前でリムジンを降りる播磨。
「お嬢、世話になったな」
「お待ち下さい」
ナカムラが播磨を呼びとめる。
「失礼ながら、あなたは現在、お付き合いされてる女性はおられますか？」
播磨「へへ、いたらこんな苦労はしてないっすよ」
播磨帰る。
ナカムラ「・・・・・・・だ、そうです。お嬢様」
沢近「し、しらないわよ！」
赤くなって恥ずかしがるツンデレ沢近。
・・・・・・・・・・うーん、この播磨と沢近の恋愛未満の微妙な関係もアニメでは最後まで描かれないまま終わっちゃうんだろうなあ。
なんだかもったいない。
せっかくいい感じなのに・・・・・・。

次のパートでは、烏丸におんぶされた天満が家に送ってもらうところから始まる。
前回の天満が烏丸に指を吸ってもらって気絶したところからの続きだ。
宇宙人オチがなかったことにされたから、またここから始まる。
天満を家まで送った烏丸は「ぼくはもう行かなくちゃならない。塚本さん元気でね」
と言って立ち去る。
天満は烏丸の転校が早まったと思いショックを受ける。
部屋で暗く落ちこむ天満。
そこへ播磨の漫画のアシスタントを終えて八雲が帰ってくる。
落ちこむ天満に
「姉さんらしくないな・・・・」
と言う八雲。
「姉さん、言ってたじゃない。なにもしないで後悔するよりやれるだけがんばってみよう、って・・・」
そう八雲に励まされて天満は、次の日、烏丸に誕生日プレゼントを渡すために烏丸の家に直接行って見ることにした・・・・・・・・・が、烏丸の家があるはずの場所は、田んぼが広がるなんにも無い場所。
天満は焦って烏丸を探しまわり、神社の階段を転げ落ちる。
と、そこへ通りかかった猫と頭と頭をぶつけて気絶！
・・・・・・・・・・・・・・・で、置きあがった天満は「ニャー」
天満と猫が入れ替わってしまった。
って、このエピソードを最終回に持ってくるか？？？
スクランスタッフはもはやまともに最終回をやろうとしてない、ということがここでわかる。
でも猫顔の天満がアニメで見て見たかったので嬉しい。
コミックスどおり猫天満は播磨に「遊んで」とねだって播磨感激！
という展開になるが、その後で猫になった天満が烏丸を探し出し、目刺をプレゼントするというコミックスにない展開が。
「ありがとう塚本さん。よくぼくの好きなものがわかったね」
目刺をもらった烏丸はなぜか猫が天満だということがわかってる。
おいしそうに目刺を丸呑みにする烏丸。
そして烏丸、猫天満を抱いて
「好きだよ、塚本さん・・・・・」
と言う。
「夢みたい・・・・・」
と、うっとりする猫天満
と、ここで目を覚ます天満。
授業中に居眠りしてたのだ。
なんと夢落ち！
天満は後ろの席の烏丸に
「烏丸くん、転校したんじゃなかったの？」
と聴くが
烏丸「ううん、どうして？」
天満「だって、ぼくはもう行かなくちゃならない、って言ってたから！」
烏丸「ああ・・・・バンドの練習に戻らなくちゃならなかったから・・・・」
天満の誤解で、烏丸はまだ転校しないらしい。
ホッとする天満。
天満「でも、どこから夢だったんだろう？」
隣の席で「ニャー」と言ってる播磨。
播磨が猫天満に会ったのは夢じゃなかったみたいだ。
ん？？？
ほんとにどこから夢だったんだ？？？
播磨の漫画オチ、天満の夢オチと、こんなのの連続でどこまでが虚構でどこまでが現実なのかわからなくなるフィリップ・Ｋ・ディック状態！

で、つぎのパート。時間的にもうこのパートで終わりだなあ・・・。
天満、ハイテンションで登校して周防、高野、沢近に元気に挨拶。
烏丸に誕生日プレゼントを渡すのでご機嫌な天満なのだ。
天満「あたし、用があるから。じゃあね！」
といって立ち去る天満。
ああ、周防、高野、沢近の３人ももうこれで見納めなのかあ・・・・・。
天満、烏丸に目刺をプレゼント、夢の通りなら烏丸は目刺が好物のはずだ。
「ありがとう塚本さん。よくぼくの好きなものわかったね」
夢の通り、目刺をおいしそうに丸呑みする烏丸。
天満はドキドキ。
もし夢の通りだったとしたら、次は烏丸は天満を抱いて「好きだよ、塚本さん・・・・・」
と言うはずだ！
烏丸「塚本さん、す・・・・・・」
キターーーーーーー！
烏丸「・・・・・ぎちゃったんだ・・・・・」
天満「・・・・・・・・は？」
烏丸「すぎちゃったんだ。ぼくの誕生日・・・・・・おとといだよ」
がーーーーーーーーーーーーーん！！！！
天満「ま～～～～ち～～～～が～～～～～～え～～～～～た～～～～～！！！」

で、エンディング。
ええええええええええええええ！！！！！！
こんな終わり方でマジいいのかっつ！！！！
しかし、これがスクラン流なのか？？？
釈然としない！
しかし、いかにもスクランっぽい！！！
呆然としながらもなしくずし的にエンディングになだれ込むが、このエンディング、最終回のみの特別バージョンで「スクールランブル・４エバー」という元気一杯のポップソング。
天満およ女の子キャラみんなで歌う、はじけまくった歌だ。
もう有無を言わせぬ勢いで、ラストの釈然としない思いを強引に納得させようとしているかのようだ。
これまでのスクラン名場面集、および本編では使用されなかったコミックスのシーン（今鳥にケチって言われて泣いちゃうカレリンとか）が流れる。
あ～、もうわかったよ。
これで納得するよ。
「スクールランブル・４エバー」のひたすらはっちゃけたノリに押しきられるような感じでスクラン最終回を受け入れる。
うんうん、今まで楽しかったよ。
ありがとうスクラン。
・・・・・・・・・・・・と、思ったらエンディング終了後、夜の田んぼ道を烏丸におぶられていた天満が目を覚ます。
え？え？え？
天満が烏丸の家を探して田んぼにやってきたところから、その後の話はみんな天満の夢だったってこと？？？
どこからどこまでが夢なのかもうまったくわからない？？？
天満は烏丸の背中におぶられたまま尋ねる。
「烏丸くん。これも夢かな？」
烏丸「塚本さん。ぼくらはみんな夢の中にいる。
青春という名の夢の。
夢はいつか覚めるけど・・・・・・・思い出はいつまでも輝きつづけるんだ・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そうか。
スクランという作品自体が全て夢のようなものだったんだな。
天満「烏丸君。あたし、前から烏丸君に言いたいことがあったの・・・・・・・」
烏丸「なに？塚本さん」
天満「烏丸君。あたし、ずっと前から烏丸くんが・・・・・・・・」
カメラが引いていき、星空へと昇っていく。
天満が烏丸に言っている言葉はもう聞き取れない。
やがて星空をつきぬけ、宇宙が広がる。
ＵＦＯが飛んできて
「ＴＨＥ　ＥＮＤ」の文字・・・・・・・・・・・・なんちてな。
・・・・・・・・・・・え？
なんちてな？
も、もしかして最終回、ってのはフェイク？
ナンチャッテ最終回？？？
まだスクランは終わらないのか？？？
おおおおお！！！！
ＣＭの後、次週予告！
天満「今日は学園祭だー！」
学園祭サバイバルバトルの映像！
なーんだ！やっぱスクラン終わらないんじゃないか！
来週もスクランあるんじゃないか！
ひゃっほー！やったぜ！
天満「さーて、次回のスクールランブルは！」
烏丸「塚本さん・・・・・・次回は無いから」
天満「ま～～ち～～が～～え～～た～～！！！」

・・・・・・・・・・・・・・・へ？
い、今の次週予告なに？？？
なんちゃって次週予告？？？
だ、だって、ちゃんと学園祭サバイバルの映像もあったじゃないか？
嘘予告のためにわざわざ作画したのかよ？？？
そ、そこまでやるかスクールランブル！！！

まったく最後まで油断のならないアニメだったスクランは。
でも、やっぱここで終わりってのはどうだ？
セカンドシーズンとか、やってみる気ないの？
学園祭サバイバルなんてアニメ的にめちゃくちゃおいしいと思うぞ！
俺はスクラン、セカンドシーズンありだと思うな。
嘘の次回予告とか、ああいうの作って見せるってのはスタッフ、次もやる気マンマンだって証拠だと思う。
スタッフ的に視聴者に「ほらほら、スクラン、次回も見たいでしょ？」って視聴者にアピールしてるんだと思うな。
だからきっといつかスクラン再開するよ。
まだまだ消化し切れてないエピソード山盛りだしね。
夢はいつか覚めるもの。
でも俺はまだまだ夢見ていたい。
スクランは夢だけど、まだまだ終わらない夢であるはず。
そう２度寝するのだ！
学校や会社を遅刻してもいいから、２度寝して、も１回夢を見ればいいのだ！

スクランキャラとは、まだまだお別れしたくありません！