都内からすぐにある千葉へ。
成田空港を利用する際に通ったことはあるけれど、あんな広大な土地の大部分が未踏であった!
そんなことに気づき、前日にいろいろ予約した2泊3日の千葉の旅。
【1日目】館山をチャリで爆走
途中下車したいし18きっぷを使っていこうか直前まで迷っていたが、高速バスを予約。
9:00前に新宿を出て、2時間で館山に到着!
乗り換えないし、高速バスにして正解。
前日に電話したら快くオッケーしてくれたのが、駅前にあるレンタサイクル屋さん。
tabi-rin.comバス降りたとこすぐにある、売店と兼ねているとこ。
料金はこんな感じ。
なのはな号というバスで来たので1割引き!
16:30の閉店時間までに返さないといけない。タイムアタック。
チャリを借りてまず向かったのが北条海岸。
駅から西に進むとすぐ。
というのもここはX JAPANのYOSHIKIの出身地。
ここ北条海岸近くに住んでいたとのこと。
記念館的なとこにも行ってみたかったけど、今はないみたい。
そのまま海岸を進むと、道の駅っぽいところ。渚の博物館。
この桟橋が長くて有名な様子。
渚の博物館からすぐのとこで見つけた、いい感じの定食屋さん。
旅に来たらこうでなくっちゃという感じ満載!
道沿いを進み、なんとなく目的地としていた「沖ノ島」へ。
潮の満ち引きで道ができるとかなんとか。
道がかなり太くて、これほんとに沈むのか?という感じ。
かなり小さな島だが、マップに倒木が載っているのが良かった。
速攻で沖ノ島を離れ、そのまま房総半島の南西端を目指す!
時はすでに14:00前。ランチに時間を取られすぎた。
海岸を横目にサイクリング。これぞ旅。
かなり急な階段があった洲崎神社。
いつもなら遠慮なく登るが、遠慮してしまうほどの勾配。
芸能人が多く来ている、漁港食堂「だいぼ」。
海を見ながらビールなんていう最高のセットは、時間の都合でパス。
返却まで1時間のところで、菜の花ロードに出た!
季節的にドンピシャ。いい香りの中をひたすら爆走。
千葉広いよもう。
やっと街中に戻ってきたのは、ジャスト16:30。
駅周辺をぶらぶらする余裕がなかった。
チャリを返却し、予約していた宿へ。
駅から歩いて5分くらいのホステル!めっちゃきれい。
キッチン使い放題で、交流が深まりそう。
作業部屋もあるし、リモートワークが進むすばらしいお宿。
pcをかたかたしていると、17:00のチャイムが。
そのメロディが「forever love」。テンションぶちあがり。
館山市民は当たり前か。
久しぶりにXの曲を聴いて、思いを馳せるそんな夕方。
陽が落ちた後、地元民に人気の定食屋へ!館山食堂。
駅近くにあるので便利。
メニューの多さに圧巻。大盛りで有名な天丼は売り切れていた。
コスパ最強のディナーをいただけた!
【2日目】いすみ鉄道で養老渓谷へ!
8:00発の電車で、館山を出発。
電車の発車音もXで感動しつつ、西に向かって揺られる。
乗り換えを踏まえ、いすみ鉄道の玄関口である「大原駅」に到着!
菜の花列車と言われるほど、沿線の景色がきれいとのこと。
またもやノープランだったので、駅員さんにおすすめの駅を訊いてみる。
数駅先の「上総中川駅」が菜の花で有名との情報をゲット。
フリーパスにするほどではなかったので、単体で切符を購入。
少し駅周辺をぶらぶらして戻ると、1両しかない車両には人があふれていた。
とりあえずダッシュしてなんとか乗り込む。
休日に満員電車に乗るとは。ファック。
窓越しに景色を眺めていると、カメラを構えている人の多さに圧倒。
数時間に1本しかないこの電車と菜の花を収めるべく、日本全国から集まっているみたい。
数駅の乗車で、満員電車から解放。
駅員さんに教えてもらった菜の花スポットへ足を運ぶ。
沿線を歩いて5分ほど。
線路のすぐ横に、一面の菜の花が!
ちょうど逆方面の電車がくるとのことで、渾身の1枚を!
黄色い菜の花列車じゃないんかいと、心のなかでツッコミをいれた。
次の電車まで1時間以上あり、周辺に観光スポットがないかを確認!
歩いて30分のとこに「ポッポの丘」という、なんだか良くわからない場所が。
先を急いでいるわけではないし、向かうことにする!!
サマーウォーズで観たような田園風景と、地主が住んでそうなお屋敷が広がる。
こんなとこに観光地があるのかと思っていると、
頭上に突如現れた車両!
入場無料でそのまま進んでみると、千葉だけでなく全国にある旧型の車両がずらり。
実際に動かせる車両もあり、ちびっこたちを乗車させてにこにこなおじいちゃん。
車内をそのままにしてある列車や、お土産販売、食堂になっているものまでバラエティ豊か。
電車内のレトロ食堂で名物の鶏卵添え牛丼を食していると、乗車予定の時刻が迫ってきていた。
思ったよりはしゃいでしまった。
ポッポの丘を後にして、田園を駆け巡る。
再びいすみ鉄道に乗り、次に降りたのは大多喜駅。
有人のわりとでかい駅。
ここでもノープランだったが、街を歩いているだけでタイムスリップしたような感じ。
わざわざ県外から買いに来る客もいる、もなかで有名なお店を発見。
売り切れていたのでわらび餅をいただいた。
まあそんなにやることもなかったので、電車に乗っていすみ鉄道の終点へ。
「こんなに混むのはこの時期だけですので、また空いているときに来てください」
という車掌さんに、社内から笑い声。
もう全てが満点のローカル鉄道◎
電車内で今日泊まる宿に電話して、送迎を予約!
養老渓谷駅は小湊鉄道になり、乗り継ぎが悪かった。ことを知った。
送迎バスで5分ほど揺られ、今日の宿へ。
養老渓谷散策コースに載っていた「出口が2つあるトンネル」を通過!
チェックイン時には、かわいらしいおばあちゃん。
お部屋まで案内してくれる姿が愛らしい。
荷物を置いて先ほどのトンネルを抜ける。
近くの釣り堀が営業終了しているのに落胆しつつ、川沿いを進む。
アーチがきれいな橋。
人為的に作られた弘文洞跡。神秘的。
1時間くらいの散策で宿へ帰還。
養老渓谷が誇る黒湯を堪能!!
洞窟的なこじんまりした温泉。肌に優しい。
山の幸と川の幸メインの夕飯をいただき大満足。
【3日目】マザー牧場ひろすぎ
宿の送迎で養老渓谷へもどる!
菜の花シーズンだからか、駅前がにぎわっている。
早速手のひらいっぱいにポン菓子をもらう。
ジェラートの試食もいただいてしまい、これがおいしくて買ってしまう。
小湊鉄道は特に降りずに、車窓を楽しむことにした。
広大な敷地にトイレだけある飯給駅。いたぶえき。
おばちゃんの頭上が映っていたよ。
アートな作品が多かった気がする線路沿い。
小湊鉄道の終点、五井に到着!
そのまま君津駅まで下り、マザー牧場行きのバスに乗車!
珍しく事前に時刻を調べており、すばらしい乗り継ぎ。
山道も登りつつ、30分ほどの乗車で到着!
宿でもらったパンフレットで100円引き。
東京ドーム何十個分という広さらしく、かなりでかい。
動物たちのパフォーマンスがあるので、時間を考えて効率的にめぐりたいとこ。
とりあえず奥まで進み、たまたまやっていた羊のショー!
お兄さんの巧みなトークで笑いを誘いつつ、羊たちの登場。
もこもこでかわいい。
毛刈りショーも拝見。
ニュージーランド行きたくなるやつ。
エリア最奥らへんでは、赤ちゃんやぎ。
ぬいぐるみか。
アヒルのレース。なんか狂気的。
メインで楽しもうと思っていた、こぶたレース!
6頭のぶーが参加し、事前に番号付きのマスコットを購入しておくと、競馬的な要素も楽しめるという素晴らしいやつ。
整理券も配っており、これはレース場に実際に入って、ぶーを後ろから押すという権利が与えられるやつ。
全てがほほえましい。
ネーミングセンスもピカイチで、トンコツジローが一押し。
心の中で単勝賭け。
6ぶー×3レースで、18人のちびっこが参加!
よくルールがわからずに参加しているちびたちがかわいい。
レースが始まると、大人たちの応援が飛び交う。
番号付きのマスコットを持っている人たちの熱がすごい。
当たればかわいいクッションがもらえるみたい。
そんな感じでマザー牧場を満喫。
ソフトクリーム食べたかったけど混みすぎてて断念。
飲むヨーグルトのんだ。
おわりに:都内からすぐの千葉を満喫!
アクセス抜群なのに、知らない魅力にあふれていた千葉。
今度は18きっぷで東側をめぐってみたい。