プロティアン・キャリアとは | 一般社団法人 プロティアン・キャリア協会

プロティアン・キャリアとは

現代版プロティアン・
キャリアとは

自分の軸を持ち変幻自在に生きる処方箋

プロティアン・キャリアアイデンティティx変化対応力

プロティアン・キャリアにおける「キャリア」の定義

キャリアは「結果」ではなく、個々人が「何らかの継続経験」 を通じて「能力」を蓄積していく「過程」を意味します。

個人の主体的なキャリア開発と組織との関係性をより良くする最先端の体系的な理論
組織内キャリアから自律型キャリアへのキャリアトランスフォーメーション(CX)を推進

いままでのキャリアとこれからの時代のキャリア、考え方は大きく変わりました。プロティアンのキーワードは、心理的成功、関係性理論重視、アイデンティティ×アダプタビリティ、この考え方が人的資本の最大化に寄与しいきいき働く人を増やすものと考えております。

漫画でわかるプロティアンキャリアとは

2020年7月6日に行われた協会設立記念セミナーにて理事4名により対談を行いました。そのダイジェストとして質疑応答した部分についてプロティアンへの理解が深まりますので是非ご覧ください。

文字で振り返る協会設立記念セミナー
項目名 ダグラス・ホール教授(1976年)
「プロティアン・キャリア」
田中研之輔教授(2019年)
現代版プロティアン・キャリア
心理的成功 継承
アイデンティティ 継承
アダプタビリティ 継承
キャリア資本論 〇(提唱)
戦略的視点 〇(提唱)
キャリア開発 実践手法 〇(提唱)

(※)現代版プロティアン・キャリアとは・・・1976年に米国のダグラス・Tホール教授によって提唱された理論を、法政大学キャリアデザイン学部 田中研之輔教授が現代に合わせて深化させたもの。ダグラス・Tホール教授の「プロティアン・キャリア」に「LIFE SHIFT(ライフシフト)(※2)」の枠組みを接合させ、キャリア戦略の立て方とその実践手法を織り込んだ、最先端のキャリア理論。

(※2)「LIFE SHIFT(ライフシフト)-100年時代の人生戦略-」リンダ・グラットン著

「プロティアン」という言葉の語源

ギリシャ神話にでてくる、神・プロテウスを意味します。この神プロテウスは火にもなり、水にもなり、時に獣にもなったりと、環境により変幻自在に姿を変えるといわれていました。 終身雇用等の日本型雇用が限界を迎え、コロナウィルスによるパンデミックで時代が大きく変化する中、環境の変化に応じて変幻自在に姿を変え、組織に捉われずに自らのキャリアは、戦略的に主体的に考える時代になりました。 このことを体現するための考え方こそが「プロティアン・キャリア」です。