コロナがうつ病の原因ではなくキッカケにすぎません。
根本にあるものは心の中
生まれてからの出来事や結果がより深く刻まれたものです。
それは劣等感だと感じています。
幼いころより、もともと能力の低かった自分ではありますが、なんとか人並みに学校を卒業することができていました。
ただ、続けることが苦手で部活などもすぐに逃げ出してしまうほど、根性がありません。
他の人と比べて劣っていると思うと輪の中に入ることすら躊躇われてしまい、孤立していました。
そんな性格で、社会に入って上手くいくわけがありません。
ブラック的な会社ですが、実績は良くなくても要領よく乗り越えている同僚を見るとつらくなります。
能力も要領も良くない自分は、劣等感を感じながら20年耐えて息切れしてしまい退職するしかありませんでした。
無職になって、誰とも比べられるものが無くなったと気が楽になりましたがそれも一時的なものです。
実際には、親類などの付き合いにより劣等感は呼び起されてしまいます。
そうして孤立したところで、コロナに感染して入院です。
40度高熱の中、自力で病院まで運転し入院しました。
誰かに頼ることもできなかったので、病院にいかなかったら間違いなく氏んでいたでしょう。
なんとかコロナから回復しましたが、このような自分に絶望を感じたのだと思います。
劣等感からくる孤立。
誰にも頼ることができずに氏んでいく未来。
当時は漠然とした何かとしか感じませんでしたが、少し整理して考えることが出来始めました。
といっても、この劣等感はどうにもならないような気がします。何十年にも積み上げられたものが無くなるわけがないのです。
うまく付き合っていくには自分の力だけでは無理と感じたら、心療内科や薬に頼ることも必要ですね。
乗り越える事はできなくても、一時的に悪化を止めることができると思います。
薬を飲むと、考え込まないのは良いのですが少し恐ろしくもあります。
何も考えなくなりそうで。