亀の井別荘 〜お宿篇〜 [亀の井別荘(大分・湯布院温泉)]
無量塔の世界観を堪能した後、
向かったのは金鱗湖に程近く、森の庭園30,000㎡を併設する『亀の井別荘』。
湯布院温泉を代表する御三家のひとつであり、由布・九重の連山につながる自然林に溶け込むように
季節を感じる静かな佇まいのお宿。
侘び寂びを感じる美しさ
柚子練りほっとするお味です
本館に洋間が6室、和風の離れが15室
離れをつなぐ回廊がある風景もしっとりとしていて素敵
宿泊したのは離れの『三番館』
和室が二間
お布団はチェックイン時に用意されています
洋間もあり、湯上がり時などに寛げる空間となっています
タオルウォーマーもあり、使いやすい洗面所です
こちらは 部屋に備えられている水屋
離れは部屋食のため、宿の方が準備する際に使うスペースとなっています。
客室『三』のすぐそばに位置する談話室
本や雑誌
コーヒーや紅茶など飲み物も頂けますし、暖炉もあり落ち着いた時が過ごせます
亀の井別荘 〜夕食篇〜 [亀の井別荘(大分・湯布院温泉)]
夕食は客室で頂きます
季節のお造り 河豚は弾力&歯応えあり
お椀は蓬豆腐と車海老 色合いも美しく香り豊か
豊後牛の炙り焼きには菜の花とわさびを添えて
ワカサギの天麩羅 カンパチと百合根の炊き合わせ
鴨せいろ蕎麦
ご飯のおともには鰻 意外な登場はまた嬉しいものです。
華やかさは敢えて抑えたようにも思える宿の雰囲気に合ったお料理。
飾りすぎず食材を生かした御献立の中で鴨せいろ・鰻を盛り込んでこられるのがおもしろいと思いました。
亀の井別荘 〜お風呂篇〜 [亀の井別荘(大分・湯布院温泉)]
亀の井別荘の大浴場
水色に見える湯船とこの天井が印象的な浴室
脱衣所は広々としていて機能的
そして洗練されています。
内風呂 露天風呂
開放感にあふれていて とても心地よいお風呂です
こちらは客室風呂
小ぶりではありますが、部屋付きならではの落ち着きがあります
食後にもひとっ風呂 静かな夜です
亀の井別荘 〜朝食篇〜 [亀の井別荘(大分・湯布院温泉)]
朝が来た
和食と洋食から選べる朝ご飯は嬉しいもの
ちなみに。。。お決まりとして 和=おっと 洋=つま となっています。
だし巻き卵
のどぐろの一夜干し
お豆腐も比較的小ぶりですし、程よい量の朝食です。
オムレツ スープは何だったかな…
パン3種 バターはかわいいサイズにカットされています
金輪湖のそばで観光客の往来も多いエリアですが、亀の井別荘内はいつも穏やかな時が流れています
うら☆うら★亀の井別荘 [亀の井別荘(大分・湯布院温泉)]
亀の井別荘の敷地内には。。。
お土産選びが楽しくなる『鍵屋』
お茶でほっこり&まったり『天井桟敷』
美味しいお食事がいただける『湯の岳庵』 があります
宿泊しなくても、是非立ち寄って頂きたい三軒。
チェックイン前 まず向かったのは『天井桟敷』
メニューの充実もさることながら 私はこのネーミングが好き
階段を上がって二階が天井桟敷
アンティークの家具やインテリア
ちょっと屋根裏に忍び込んだこの雰囲気
実際、入店したフロアから更に階段を上がったロフトスペースにも客席があり
お水や注文のドリンクなどが手動のつるべ式のリフトで運ばれています
私たちはロフトへ行かず 下でまったりと
やさしいお味の生クリームがのったプリンと
とっても美味しい珈琲を(お代わりしたいくらい)堪能致しました。
西国土産 鍵屋
西国と謳うだけあって、まぁ素晴らしい品揃え
どこから見ようか楽しくなって目が泳ぎます。
鍵屋の柚子胡椒はデパートも仕入れていますものね 根強い人気。
金鱗湖近くなので鴨も日なたぼっこ
チェックアウトした後、少し早めの昼食を『湯の岳庵』にて
和風オムライス
貝柱餡がトロ〜リかかっていて、玉子にくるまれているのは大分名物の鶏飯
これは美味しい
こちらのお蕎麦も美味しかったですよ〜
亀の井別荘さん
旅館だけでなく全ての施設で魅了されました。
お客様がどんどん来られていましたし、また湯布院へ来たら寄らなくちゃと思います。
実際、既にリピーターです
駅に向かう道はこんなにも人で賑わい、外国の方が半数以上?!とも感じました。
美しい由布岳に見守られ、湯布院人気は健在のようです。
ゆふいんの森号で帰路につきました