2019年GWの旅、しまなみ海道を通り抜けて到着したのは、広島県鞆の浦市です。こちらは、初めての訪問の地。前回は尾道に泊まりましたが、今回はちょっと趣を変えて・・・と思い、空いていた宿ポチっとな・・・の勢いで選んだものです。
宿泊したお宿の前に、鞆の浦観光の紹介をします。
結論から言うと、想定外に面白く、たっぷりと観光散策を楽しみました。また行きたくなるようなノスタルジックな港町、鞆の浦がとても気にいってしまいましたよ。
鞆の浦のシンボルといえば、こちらの常夜燈。船の目印となる灯台として、また映画や撮影の有名スポットでもあります。今回訪問時も、実はテレビ局が来て撮影をしていました。燈の前の通りに人気のカフェなどがあります。
「桝屋清右衛門宅」は一番興味深く見物しました。坂本龍馬ゆかりの地で、幕末の”いろは丸事件”のときに龍馬が屋根裏部屋に潜んでいたところといわれています。品のあるたたずまいの家屋に、龍馬の隠れ部屋がなかなか面白いです!ぜひ立ち寄ってただきたいスポットのひとつですね。
街中には多くの商家があります。この地で有名なのが「保名酒」。みりんのような養命酒のような飲み物です。たくさんの蔵や老舗があり、蔵や建物、古い商家の生活が見られる旧家などが立ち並び、保名酒「大田家」などいくつか見て回りました。保名酒なるもの・・・・ちょっと試飲しましたが、うーん、みりんを飲んでいるようで好みが分かれるところですね。みりんとしてはいいつくりなので、買って帰りましたよ。
そのほか、お寺の南禅坊や、高台にある鞆城跡などにも立ち寄りました。城址のある小高い丘から鞆の浦の街や港が見わたせ、気持ちの良い眺めです。
古い蔵を使って再生した「鞆の津ミュージアム」も、蔵と芸術の不思議な空間でした。
散歩もたっぷりでお疲れ、カフェにはいり、ジョンレノン好きのオーナーがいれるコーヒーとピザトーストをいただきました。宿の朝食の後は、こんなランチがちょうどいいですね。コーヒーはひとつひとつ手でいれ、器も凝ったものを選べます。ホッと一息、鞆の浦最後の立ち寄り先でした。
次回は、鞆の浦の宿です。