私のNゲージ考古学 - 楽天ブログ
1674379 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

私のNゲージ考古学

私のNゲージ考古学

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

高志国太郎

高志国太郎

カレンダー

楽天カード

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

管理人@ Re:05系(07/24) kaipanさんへ コメントありがとうござい…
管理人@ Re:これがネックか?(11/17) kaipanさんへ コメントありがとうござい…
管理人@ Re:成田エクスプレス(07/01) kaipanさま コメントありがとうございま…
kaipan@ これがネックか? 3500形のキットから都営5200形を作成する…
kaipan@ 成田エクスプレス 成田エクスプレスはおもちゃではリリース…

フリーページ

ニューストピックス

2024.11.01
XML
カテゴリ:グリーンマックス
後編では,72系改造車と新性能電車の牽引車・配給電車を取り上げます。

クモヤ90形0番台(23両)

(1980年版グリーンマックスカタログより,同社63系キット付属のクモヤ90前面を使った製作法紹介)

 RM MODELS194号(2011年)では,「旧性能事業用車の代表とも言うべき普通のクモヤ90がいまだになく,やはり欲しくなってしまいます。」とありましたが,2013年にカトーから製品化されました。2016年には,クモニ83とあわせて急行「アルプス」事業用車セットとして発売されています。


クモヤ441(7両)

(愛蔵版 鉄道模型考古学Nより,旧マイクロエースのクモヤ441)

 旧マイクロエースから1981年に金属製完成品が発売。
 同社の事業用車たちの中で最後の製品,そして同社の金属モデルとしても最後の製品となりました。
 今日に至るまで,他社から完成品やプラキットのない車両であり,その意味でも記録に残る製品といえそうです。


クモヤ90形100・200番台(6両)

(愛蔵版 鉄道模型考古学Nより,しなのマイクロのクモヤ90)

 旧性能電車ですが,車体はクモヤ143形とよく似ており,かつてのグリーンマックスのカタログでは,クモヤ143形の隣に,茶色に前面黄帯のクモヤ90形タイプの作例が掲載されていました。
 しなのマイクロから1980年に金属製完成品が発売されました。品番がクモヤ143形の枝番となっていますが,車体はきちんと作り分けられていました。
 グリーンマックスから2013年に完成品が発売され,国鉄・JR東海・JR西日本の各バリエーションが細かく展開されているほか,2023年には鉄道コレクション・エキナカオリジナル第2弾としてJR東海のクモヤ90 102が,2024年には同第3弾としてJR西日本のクモヤ90 103が製品化されています。


クモヤ143(0番台・50番台 計23両)

(愛蔵版 鉄道模型考古学Nより,しなのマイクロのクモヤ143)


(グリーンマックスカタログvol.7より,クモヤ143形キット)

 しなのマイクロから1980年に金属製完成品が発売されました。しなのマイクロ→マイクロクス→旧マイクロエースと続く,事業用車シリーズというべき製品群の第1弾となります。
 翌1981年には,グリーンマックスからプラキットが発売されました。一体ボディキットで,品番は国電キットシリーズの一員のNo.180となっています。1996年には塗装済みキットが発売されています(2000年に大幅リニューアル)。
 また,マイクロエースからも,2008年に製品化されています(2023年に再生産)。なお,実車では,クモヤ143-4が湘南色となったことが文字通り異色であり,マイクロエースでは2008年に通常カラーや,クモニ143改造の50番台(外見は改造前とほとんど変わらず,非貫通・湘南色)と同時に発売しています。クモヤ143形50番台は,鉄道コレクションNewdays KIOSKオリジナル第1弾(2019年),同第3弾(2020年)でも製品化されていることは,前編で述べたとおりです。
 山形線用の標準軌改造車・クモヤ743形(1両)は,今のところプラ製品がなく,製品化が待望されます。


クモヤ145(0番台・100番台・200番台・600番台 計38両)
 クモヤ143形と同じく青色に前面黄帯の牽引車ですが,側面の窓・扉の配置が大きく異なっています。
 グリーンマックス(完成品。2008年~),マイクロエース(2013年・100番台,2023年・1000番台),鉄道コレクション20弾(2014年・0番台),同エキナカオリジナル第1弾(2022年・0番台)から発売されています。
 グリーンマックスでは,JR東日本・JR西日本のバリエーションが細かく展開されており,2020年にはクロスポイントブランドで,側面の太い黄帯が特徴の八王子訓練センター色も発売されています(グリーンマックスからも2025年に発売予定)。なお,完成品ベースのハイクオリティエコノミーキットと題したキットもありました。
 また,低屋根の600番台は製品がありませんが,改造車の123系600番台(2両)は,鉄道コレクションで製品化が予告されています。


クモル145・クル144(各16両)
 車体の半分以上が荷台となっている独特の構造をした配給電車であり,RM MODELS194号(2011年)でも,「145系といえばクモルもぜひ欲しい…といったところでありますが,誰が見てもおわかりのように,動力が大きなネックであり,ついで的な軽いノリで務まるタマじゃありません。」とありましたが,鉄道コレクション20弾(2014年)で,専用動力を用意の上,製品化されました。2018年にオープンパッケージで通常カラーのセットと,ウグイス色に黄帯の大船工場入替車のセットが,2022年には「さよならクル・クモル」セットが発売されています。


<主な参考文献>
鉄道ファン1996年1月号,2005年3月号
愛蔵版 鉄道模型考古学N
新・鉄道模型考古学N2
RM MODELS 192~194号





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.11.01 22:31:48
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X