北海道の食 オシキリの牛乳とうふが思ってたのと違った話と生ラム100g148円の喜び
北海道独自の食べ物ってわけじゃないんだけれどね、酪農家料理で牛乳豆腐というものがある。
牛乳の中でも初乳という、出産後5日以内の母牛から搾った乳は出荷できない決まりがある。
どの哺乳類もそうだけれど、出産後数日に分泌される初乳には子牛に必要な栄養や免疫が含まれていて、普段の牛乳と成分が違う。
もちろん子牛に飲ませるんだけれど、余った初乳を固めて作ったのが牛乳豆腐。
ニンゲンの初乳もそうだけれど、たんぱく質と脂肪がとても多く、見慣れた白い乳ではなく黄色くドロッとしたものなんだよねー。
子供のころ親戚が小規模酪農をしていたのでたまに食卓に上がったんだけれど、新製品情報で牛乳とうふが発売されると!
豆腐メーカーの製造だし、初乳は子牛の健康に大切なものでそう多く余ることはないから、昔食べたアレではないだろうなとは思っていた。
でも懐かしくて食べたいじゃない、あちこち探してスーパー巡りしたけれど見つけられず、最後にココノススキノのスーパーダイイチで発見。
思っていたものとは別物だった。
牛乳と豆乳を凝固剤で固めて砂糖を入れた、プリンっぽい食べ物だったのよねー。パッケージからしてデザート風だものね。
これはこれでおいしいのよ、牛乳も豆乳も主張しすぎないから、どちらかが苦手でもおいしく食べられる。
豆乳が苦手なんだけれど、これは匂いも気にならずおやつとして食べられたもん。
でも!一度火が付いた懐かしい牛乳豆腐食べたい病は治まらない。これは作るしかないよね。
牛乳豆腐は牛乳を固めて水切りしたもので、初乳は熱するだけで凝固するそうなんだけれど、普通の牛乳も温め酢を入れれば固まる。
別名カッテージチーズなんだけれどさ。
我が家は低脂肪牛乳を使っているんだけれど、成分無調整の牛乳買ってきた~。
牛乳が酢で固まるのは、牛乳のたんぱく質が酢で凝固するためだから、低脂肪乳では作れるけれど加工乳や乳飲料ではできないかもだ。
牛乳を沸騰させない程度に温め(60℃が最適らしい)、250mlに対して酢を大さじ1杯入れかき混ぜるともしょもしょ塊ができる。
これをキッチンペーパーやガーゼを敷いたザルなどに移して水きりすればカッテージチーズ、型に入れてしっかり水切りすれば牛乳豆腐。
低脂肪牛乳は牛乳に比べてちょっとたんぱく質量が少ないので、250:大さじ1では固まりが悪いので酢を追加する必要があった。
豆腐だからね、熱いうちに水切りタッパに入れてちょっと重しをかけてそれらしく四角に固める。
低脂肪牛乳の方は250mlで作ったので固形分はちょこっとだけ、だしパックに流し込みそのまま軽く絞って固めた。
なんか豆腐っぽいじゃん?思い出の中の牛乳豆腐はもっと大きく厚かったんだけれどね。
牛乳1Lで200gほどの牛乳豆腐ができた。分離して出た水分は乳清だから捨てるのはもったいないのでスープに使った。
40年ぶりくらいの牛乳豆腐(もどき)、思い出のお姿通りにバターで焼いて醤油をたらしちょっと焦げをつけて出来上がり。
ちょっとモソモソしたチーズっぽい味わいで懐かしいなぁ。固めずにワサビ醤油やおかか醤油で食べるのもおいしいらしいよ。
記憶の中の牛乳豆腐よりモソモソ感が強いのは初乳ではなく牛乳で作ったからか、記憶違いだからなのかは不明。
焼きチーズほど油はないし味も濃くないんだけれどね、牛乳が余った時には大量消費できて良いよ。
そしてこれは北海道だけかな、厚切り生ラム100g148円の大御奉仕価格。
牛乳豆腐を求めてちょいと遠くのスーパーまで遠征した時に見つけた。2㎏パックもあって迷ったんだけれど、重たいのであきらめた。
ラム肉ね、ジンギスカンはもちろんステーキでもおいしい。
中国人が羊肉のおいしさに気が付いてしまって、羊肉争奪戦が始まりここ20年くらいで高値になってしまったのが悲しい。
昔は安いお肉ってことでよく食卓に上った食材なんだけれどね、普段は100g200円ちょっとかな。
4月29日は「ようにく」の日だからきっとセール価格になるはず、みんなも準備万端で待ち受けるのよ!
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牛乳の中でも初乳という、出産後5日以内の母牛から搾った乳は出荷できない決まりがある。
どの哺乳類もそうだけれど、出産後数日に分泌される初乳には子牛に必要な栄養や免疫が含まれていて、普段の牛乳と成分が違う。
もちろん子牛に飲ませるんだけれど、余った初乳を固めて作ったのが牛乳豆腐。
ニンゲンの初乳もそうだけれど、たんぱく質と脂肪がとても多く、見慣れた白い乳ではなく黄色くドロッとしたものなんだよねー。
子供のころ親戚が小規模酪農をしていたのでたまに食卓に上がったんだけれど、新製品情報で牛乳とうふが発売されると!
豆腐メーカーの製造だし、初乳は子牛の健康に大切なものでそう多く余ることはないから、昔食べたアレではないだろうなとは思っていた。
でも懐かしくて食べたいじゃない、あちこち探してスーパー巡りしたけれど見つけられず、最後にココノススキノのスーパーダイイチで発見。
思っていたものとは別物だった。
牛乳と豆乳を凝固剤で固めて砂糖を入れた、プリンっぽい食べ物だったのよねー。パッケージからしてデザート風だものね。
これはこれでおいしいのよ、牛乳も豆乳も主張しすぎないから、どちらかが苦手でもおいしく食べられる。
豆乳が苦手なんだけれど、これは匂いも気にならずおやつとして食べられたもん。
でも!一度火が付いた懐かしい牛乳豆腐食べたい病は治まらない。これは作るしかないよね。
牛乳豆腐は牛乳を固めて水切りしたもので、初乳は熱するだけで凝固するそうなんだけれど、普通の牛乳も温め酢を入れれば固まる。
別名カッテージチーズなんだけれどさ。
我が家は低脂肪牛乳を使っているんだけれど、成分無調整の牛乳買ってきた~。
牛乳が酢で固まるのは、牛乳のたんぱく質が酢で凝固するためだから、低脂肪乳では作れるけれど加工乳や乳飲料ではできないかもだ。
牛乳を沸騰させない程度に温め(60℃が最適らしい)、250mlに対して酢を大さじ1杯入れかき混ぜるともしょもしょ塊ができる。
これをキッチンペーパーやガーゼを敷いたザルなどに移して水きりすればカッテージチーズ、型に入れてしっかり水切りすれば牛乳豆腐。
低脂肪牛乳は牛乳に比べてちょっとたんぱく質量が少ないので、250:大さじ1では固まりが悪いので酢を追加する必要があった。
豆腐だからね、熱いうちに水切りタッパに入れてちょっと重しをかけてそれらしく四角に固める。
低脂肪牛乳の方は250mlで作ったので固形分はちょこっとだけ、だしパックに流し込みそのまま軽く絞って固めた。
なんか豆腐っぽいじゃん?思い出の中の牛乳豆腐はもっと大きく厚かったんだけれどね。
牛乳1Lで200gほどの牛乳豆腐ができた。分離して出た水分は乳清だから捨てるのはもったいないのでスープに使った。
40年ぶりくらいの牛乳豆腐(もどき)、思い出のお姿通りにバターで焼いて醤油をたらしちょっと焦げをつけて出来上がり。
ちょっとモソモソしたチーズっぽい味わいで懐かしいなぁ。固めずにワサビ醤油やおかか醤油で食べるのもおいしいらしいよ。
記憶の中の牛乳豆腐よりモソモソ感が強いのは初乳ではなく牛乳で作ったからか、記憶違いだからなのかは不明。
焼きチーズほど油はないし味も濃くないんだけれどね、牛乳が余った時には大量消費できて良いよ。
そしてこれは北海道だけかな、厚切り生ラム100g148円の大御奉仕価格。
牛乳豆腐を求めてちょいと遠くのスーパーまで遠征した時に見つけた。2㎏パックもあって迷ったんだけれど、重たいのであきらめた。
ラム肉ね、ジンギスカンはもちろんステーキでもおいしい。
中国人が羊肉のおいしさに気が付いてしまって、羊肉争奪戦が始まりここ20年くらいで高値になってしまったのが悲しい。
昔は安いお肉ってことでよく食卓に上った食材なんだけれどね、普段は100g200円ちょっとかな。
4月29日は「ようにく」の日だからきっとセール価格になるはず、みんなも準備万端で待ち受けるのよ!
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