ルミナ・ナイトウォーク・シリーズ カムイルミナ 阿寒湖の森で開催中 リズムを刻め！
北海道の東に活火山雄阿寒（おあかん）岳を中心とした山岳地帯があって、火山活動で生じたカルデラ湖が多数ある。
家族旅行で宿泊したホテルはそんなカルデラ湖の一つ 阿寒湖畔にある。
火山地帯だから周囲は温泉が湧き、阿寒湖温泉の温泉街にあり、湖には特別天然記念物マリモが生息し、遊覧船なんかもある観光地。
♪阿寒の山の湖に 浮かぶマリモよ何思う マリモよマリモ 緑のマリモ♪なんて歌もあるし、羊羹にはなるしマリモ、大活躍だな。
マリモの歌は昭和28年リリースで、さすがに知らんかったけれど、観光バスで必ずバスガイドさんが歌ったそうだよ。
夫の小学校修学旅行の思い出は、ガイドさんが歌ったマリモの歌だったりね、ご当地ソングのハシリだ。
阿寒湖温泉街は湖畔北側にあり、その一角以外は山だったり森だったりするのでヒグマが出る。
旅行を決めてから、温泉街の遊歩道までヒグマが出て来たってニュースを見てビビってクマ除けスプレーを購入、携えて宿泊に臨む。
だってね、夜のイベントに参加する予定だったのよ。
阿寒湖ではアイヌに伝わるユーカラ（叙事詩）フクロウとカケスの物語をベースにした、ナイトウォークアトラクションが開催中。
自然と共に生きるアイヌ民族の物語を音と光と映像で表現して、それを夜の湖畔を歩きながら体験するって催し。
アイヌは文字を持たない民族だから口承で伝わった話を後に文章に起こしたもので、似た話が割とあるんだけれどこれはフクロウが語り部。
アイヌの世界観には神の国：カムイモシリと人間の国：アイヌモシリがある。
自然の恵みに感謝することを忘れたアイヌの元から生き物が去って、食料となるエゾシカも鮭もみんなカムイモシリへ行ってしまった。
飢えに苦しむ人間を哀れんだフクロウがカケスをカムイモシリに使者として送り、生き物をアイヌモシリへ戻してもらうお話。
自然林の遊歩道を夜に歩くからね、危ないので小道具としてアイヌの杖を模ったリズムスティックなるものを渡され、これが足元を照らす。
この杖が森に映し出される映像に合わせて光ったりアイヌの歌が流れたり、アイヌ文様が浮き出る仕組みでちょっとカッコいい。
物語に合わせてカケスやマリモを応援するのに、地面に杖を打ち付け一緒にリズムを刻んだり、ただ見るだけでなくアクションがあるのが良い。
10数人のグループで回るんだけれど、ちょっとした一体感が生まれて楽しいよ。
生き物が去って行くのを見送ったマリモたち、霧が立ち込めた中から現れる光が点滅するブルーのカムイモシリ、群れで走るエゾシカ。
ポンコツカメラマンなので写真はロクなのがないんだけれど、みんなでシカや鮭を呼び戻すためにリズムを刻んだりライブの一体感。
夜の湖畔歩きだから猛暑の北海道でも寒くてね、長袖着用でも初めは震えていたんだけれど、終わりには興奮もあってポカポカ。
11月11日まで毎夜日没から15分ごとのスタート、当日券は大人一人3500円だけれど宿泊ホテルで購入すると500円引きだった。
実はそんなに期待していなかったんだけれど楽しかった。
そしてゴール地点に出るとタイミングよくエゾシカさんが数頭いて、偶然の演出に沸いた。ヒグマでなくて何よりだ。
翌朝いつも通り早くに目が覚めてホテルの窓から外を見ると朝焼けが出ていた。
ホテルの下にエゾシカさんの群れも見えたから、起き出してきた息子②を誘って早朝散歩。
自由気ままに温泉街を闊歩する鹿さん御一行。
さすがに近寄っては来ないし、一定距離以上近づくと逃げるけれど、あんまり気にしてはいない様子。
26年ぶりに家族で再び訪れた阿寒湖、マリモは見に行かなかったしモーターボートものらなかったけれど楽しかったな。
そうそう、ナイトウォーク カムイルミナはMOMENT FACTORY社が世界中で展開するルミナ・ナイトウォーク・シリーズなんだそうだよ。
世界10か国で開催され、日本では過去に大阪で、SAKUYA LUMINA 大阪城ナイトウォークが行われた。
今はここ阿寒湖と長崎市伊王島でISLANAD LUMINA (アイランドルミナ)が開催中。
ちょっと両方とも日本の端っこでなかなか行くのは大変なんだけれどね、音と映像の不思議体験、機会があれば行ってみてね～
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家族旅行で宿泊したホテルはそんなカルデラ湖の一つ 阿寒湖畔にある。
火山地帯だから周囲は温泉が湧き、阿寒湖温泉の温泉街にあり、湖には特別天然記念物マリモが生息し、遊覧船なんかもある観光地。
♪阿寒の山の湖に 浮かぶマリモよ何思う マリモよマリモ 緑のマリモ♪なんて歌もあるし、羊羹にはなるしマリモ、大活躍だな。
マリモの歌は昭和28年リリースで、さすがに知らんかったけれど、観光バスで必ずバスガイドさんが歌ったそうだよ。
夫の小学校修学旅行の思い出は、ガイドさんが歌ったマリモの歌だったりね、ご当地ソングのハシリだ。
阿寒湖温泉街は湖畔北側にあり、その一角以外は山だったり森だったりするのでヒグマが出る。
旅行を決めてから、温泉街の遊歩道までヒグマが出て来たってニュースを見てビビってクマ除けスプレーを購入、携えて宿泊に臨む。
だってね、夜のイベントに参加する予定だったのよ。
阿寒湖ではアイヌに伝わるユーカラ（叙事詩）フクロウとカケスの物語をベースにした、ナイトウォークアトラクションが開催中。
自然と共に生きるアイヌ民族の物語を音と光と映像で表現して、それを夜の湖畔を歩きながら体験するって催し。
アイヌは文字を持たない民族だから口承で伝わった話を後に文章に起こしたもので、似た話が割とあるんだけれどこれはフクロウが語り部。
アイヌの世界観には神の国：カムイモシリと人間の国：アイヌモシリがある。
自然の恵みに感謝することを忘れたアイヌの元から生き物が去って、食料となるエゾシカも鮭もみんなカムイモシリへ行ってしまった。
飢えに苦しむ人間を哀れんだフクロウがカケスをカムイモシリに使者として送り、生き物をアイヌモシリへ戻してもらうお話。
自然林の遊歩道を夜に歩くからね、危ないので小道具としてアイヌの杖を模ったリズムスティックなるものを渡され、これが足元を照らす。
この杖が森に映し出される映像に合わせて光ったりアイヌの歌が流れたり、アイヌ文様が浮き出る仕組みでちょっとカッコいい。
物語に合わせてカケスやマリモを応援するのに、地面に杖を打ち付け一緒にリズムを刻んだり、ただ見るだけでなくアクションがあるのが良い。
10数人のグループで回るんだけれど、ちょっとした一体感が生まれて楽しいよ。
生き物が去って行くのを見送ったマリモたち、霧が立ち込めた中から現れる光が点滅するブルーのカムイモシリ、群れで走るエゾシカ。
ポンコツカメラマンなので写真はロクなのがないんだけれど、みんなでシカや鮭を呼び戻すためにリズムを刻んだりライブの一体感。
夜の湖畔歩きだから猛暑の北海道でも寒くてね、長袖着用でも初めは震えていたんだけれど、終わりには興奮もあってポカポカ。
11月11日まで毎夜日没から15分ごとのスタート、当日券は大人一人3500円だけれど宿泊ホテルで購入すると500円引きだった。
実はそんなに期待していなかったんだけれど楽しかった。
そしてゴール地点に出るとタイミングよくエゾシカさんが数頭いて、偶然の演出に沸いた。ヒグマでなくて何よりだ。
翌朝いつも通り早くに目が覚めてホテルの窓から外を見ると朝焼けが出ていた。
ホテルの下にエゾシカさんの群れも見えたから、起き出してきた息子②を誘って早朝散歩。
自由気ままに温泉街を闊歩する鹿さん御一行。
さすがに近寄っては来ないし、一定距離以上近づくと逃げるけれど、あんまり気にしてはいない様子。
26年ぶりに家族で再び訪れた阿寒湖、マリモは見に行かなかったしモーターボートものらなかったけれど楽しかったな。
そうそう、ナイトウォーク カムイルミナはMOMENT FACTORY社が世界中で展開するルミナ・ナイトウォーク・シリーズなんだそうだよ。
世界10か国で開催され、日本では過去に大阪で、SAKUYA LUMINA 大阪城ナイトウォークが行われた。
今はここ阿寒湖と長崎市伊王島でISLANAD LUMINA (アイランドルミナ)が開催中。
ちょっと両方とも日本の端っこでなかなか行くのは大変なんだけれどね、音と映像の不思議体験、機会があれば行ってみてね～
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