一期一会 : Souvenir~散歩写真のおすそわけ~

一期一会

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            この猫、法隆寺にいた猫さんです^^
            法隆寺はこれで3度目。
            いつ行ってもその美しさに心が躍るのです^^

            今回、旅のお供に連れて行った本は「木のいのち木のこころ」という本。
            法隆寺を守り続けてきた西岡常一棟梁の魂がぎゅーっと詰まっている本なのです。
            今回は、西岡棟梁が手がけた法輪寺の三重塔にもじっくりとご対面し、
            足を伸ばして法起寺も行ってみたりして、棟梁の心にちょっとだけでも近づけたらいいな~
            などと思いながら斑鳩の里を散策したのでした。

            法隆寺が建った頃の日本はどんな感じだったんだろうな~。
            飛鳥時代の仏像は、奈良時代や平安時代、鎌倉時代とは表情が全然違うな~。

            などと想像の世界にひたりすぎたんでしょうね。
            法隆寺からの帰りの電車に、あんなに大切にしていた「木のいのち木のこころ」置き忘れてきてしまいました。。
            改札を出るときにはっと気付き、忘れ物コーナーに届け出たんですけど、結局見つからず。。
             
            うちひしがれた心のままホテルで荷物を受け取り、駅に向かい改札をぬけ・・・
            その直後、携帯もなくしちゃったのよ、おマヌケね、わたし^^;

            あわててホテルに戻り、ロビー近辺を探すも見つからず。          
            ホテルのフロントの方も協力してくださって、携帯まで電話をかけてくださったんですけど
            近くで鳴ってる気配ゼロ。。

            刻々と電車の時間が近づいてくる。。。というか、もう間に合わない。。。
            もーダメ。ほんとダメ。新幹線に乗り遅れる~~っ!どーーーーーしよーーーーーっ!
            とそのとき、駅近くの交番からホテルに電話がかかってきました。
            なんとなんと、携帯は交番に届けられているというのです^^
            
            一番最近かかってきた番号にかけてみた→そしたらホテルにつながった
            ということだったらしいのです。

            ホテルにお礼を言い駆け足で交番まで行き、お礼もそこそこに携帯をつかみ改札を抜け
            ドアが閉まる寸前の京都行きの電車に飛び乗り、めでたしめでたし^^

            のはずが、その電車は各駅で新幹線発車までに京都に着かないことが発覚。
            もー絶対絶命~~~~っ。

            でもね、まだツキに見放されたわけではなかったのです。
            途中の駅で京都行き快速電車に乗り換えることができ、なんとギリギリ新幹線出発5分前に
            京都に到着することができました~^^
 
            いや~交番から電話がかかってくるのがちょっとでも遅かったら、新幹線に間に合わなかった。。
            いや、その前に、ホテルの方が機転をきかせてくれなかったら、携帯は戻ってこなかった。。

            旅先ではいろんな人に助けられっぱなしのchiekoでございました。

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by chieko6868 | 2009-05-17 23:25 | 奈良 Nara
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