今日の写真は、今年2月末に訪れたシンガポールで出会った野鳥たちのご紹介の続きです。シンガポールは東京23区より少し大きい程度の小さな島国ですが、全国土を国が所有しているためすべての開発は秩序だって計画的に行われているように見えます。街中の総ての道路には並木があり高層ビルが林立する大きな都市でありながら緑にあふれている印象でした。その街中に今日の撮影の舞台となったボタニックガーデン(世界遺産の国立植物園)があります。1枚目の写真はオーキッド(ラン科の植物)ガーデン近くで見かけたオリエンタルピエ ホーンビルです。日本語ではサイチョウの仲間でしょうか。なかなか見ることのできない数の少ない種類だそうです。このくちばしの形をした鳥はケニアでも見たことがあります。
ホーンビルはオーキッドガーデン入口前にある売店の屋根にいました。これまで聞いたことのない大きな鳴き声を聞き、辺りを探して見つけたのがこの写真の場面でした。この後ホーンビルは屋根の軒下を通りながら近くの木に飛び移りました。その時の写真が1枚目です。短い旅行の間にこの鳥に出会えたのは幸運でした。
ボタニックガーデンにいたリスです。この国にリスはたくさんいるようであちこちで見かけました。人をあまり警戒しません。
4枚目はボタニックガーデンの一風景です。このエリアはヤシ科の木が集中的に植えられているようです。芝生の中央では幼稚園の遠足でしょうか、たくさんの親子の姿が見えました。
使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距124.9mm、35ミリ版換算341mm、ISO 2,000、F5.6、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。