今日の写真は、岐阜市近郊にある自宅周辺を散歩する際に、真夏以外は一年を通じてほぼ必ず見かけるホオジロです。
私の住むこの周辺では、ホオジロの生息する数が多いようで、山林と畑などの境目、河原沿い、柿畑、低い里山の頂上などどこでも見かけますから、彼らにとって里山周辺はとても住みやすい場所なのでしょうね。
ホオジロは姿かたちはそれほど取り立てて美しいわけではありませんが、春のさえずりは澄んだ音色で、思わず聞き入ってしまい、その姿を探したくなります。大抵はその辺りで最も高い場所の一つにいますから、見つけるのはそれほど難しくはありません。
写真は今年の2月13日、雪のちらつく寒い日に、私の散歩コースの終盤である畑の農道から国道に出る場所で、地面に落ちた草の実を探していた場面です。写真の上側がメス、下がオスで、背景の白いものはガードレールです。
こうして枯草に停まるホオジロ、日本的な風景で、日本画にしたいような絵としてとても様になっているような気がします。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 8.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。