ミラーレスのフルサイズカメラを入手して以来、古い手持ちのレンズを活用しようと、ボディとレンズをつなぐアダプターを買い集めています。これまでにライカのLマウント、同じくMマウント、そして同じくRマウント用を入手しました。
今日の写真は、Pixcoのアダプターを利用して、一眼レフ用に開発されたライカのRマウントレンズ、Elmarit 35mm F2.8を装着したところです。
このレンズ、一眼レフ用としては最も小さな部類に入り、その小ささがα7Ⅱにジャストフィットし、まるで純正レンズのようです。でもライカだけあってなりは小さくともずっしりとした重みがあり、いかにもガラスの厚いレンズが詰まっている感じがします。
このPixcoアダプターには筒の両方にマウントがあるだけで、ボディとレンズをつなぐための仕掛けが何もないことから、レンズを装着してもボディはそれを認識しません。でも露出は実絞りオートで、カメラが自動で適正露出を決めてくれますし、ピントはピーキング機能か、部分拡大機能を利用すれば難しくありません。
ピント拡大機能を利用すれば、素晴らしい精度で合わせることができ、レンズが本来持っている解像力の実力の高さを堪能できます。このカメラを使い始めてから、レンズの解像力の高さを再発見し、その素晴らしさに感動しています。
このカメラ写真を撮ったカメラはCanon Power-Shot S95。大きな写真の撮影データは、焦点距離10.7mm、35mm版換算の焦点距離52mm、ISO200、F4.0、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。