写真紹介 on Line

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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 2025年3月6日 文殊山の鳥の巣

 2025年3月6日は曇ったり晴れたりで、風が強く気温は10度ほどまで上がりましたが寒く感じた一日でした。自宅近くの文殊の森に行き、いつも通りに文殊山に登りました。今日はというか今日も野鳥に出会うことができず、鳥に向けてシャッターを押すチャンスは皆無でした。ですが、今日は鳥の巣を2つ見つけました。鳥を探しているうちに目についたのです。この冬はなぜか鳥の巣に出会うチャンスが多く、これまでに2つの巣を拾い、そして今日を含めてこれまでに4つ見つけています。今日の写真の一つ目の巣は道路沿いの崖の岩棚にあったのですが、人の腰より低い位置ですから簡単に手が届きます。この巣を見つけた時はなぜここにあるのか信じられないほどでした。この巣を見つけた人に依れば、ここで親鳥が卵を抱いていたそうです。この巣の鳥の種類は分かりませんがオオルリという人もいます。
 2,3枚目は今日見つけたものですが、いずれも木の高い位置にありました。2枚目はそれほど大きくはなく、巣材にクモの糸などを使ってありますからメジロなどの小型の鳥でしょう。3枚目は小枝や枯草を使っており、すこし大きいことからヒヨドリあたりかもしれません。巣の種類の特定は難しいですね。
 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離27.2mm、35ミリ版換算 74mm、ISO 2,500、F 11.0、1/80sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

ベリーズ 背景は散歩道のベリーズ川

 中米の国ベリーズの、この国最大の都市はベリーズシティですが、最大といってもその人口は6万人ほどと少なく、町全体はのんびりとして雰囲気があります。市内の土地はカリブ海に突き出た扇状地ですから海抜が非常に低く、あちらこちらに水場があり、市内各所にマングローブの森があります。そんな環境ですから野生生物は多く、日常生活の中で彼らとの出会いは多くあります。そんな市内の住宅地にある自宅周辺を週末に散歩するのが楽しみで、歩くたびに様々な出会いがあります。今日の写真はそういった散歩の際に撮影したものです。1枚目は散歩の折り返し地点となっているベリーズ川支流の岸辺で撮りました。川の両岸はマングローブに覆われ、市内でありながらまるでジャングルに居るような景色です。

 散歩道の途中にはいくつかの空き地があり、雑草が茂っています。そして海抜が低いことから敷地全体が水場となっています。こういったところには小魚やタニシ、カニなどが生息しており、それを餌とする水鳥りが集まります。この国最大の都市と言っても、そんなのどかな風景を見ることができます。

 そんなのどかな印象ですが、川や沼地となっている空き地にはこの写真のようにクロコダイルが住んでいます。市内であっても川はワニのために遊泳禁止となっています。これは人を襲う危険なワニで、毎年犠牲者が出ています。
 カメラはSONY α57、レンズはSony DT 55-300 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離120mm、35ミリ版換算180mm、ISO 400、F 6.3、1/400sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

シンガポール ビダダリパークの野鳥たち

 今日の写真はシンガポール到着7日目に訪れた都市型公園のビダダリパークで出会った野鳥たちの続きです。この公園は四方を高層マンションに囲まれた立地で、大きさは以前にご紹介した通り、1時間もあれば隅から隅まで回れるほどの規模なのですが、意外にも野鳥の種類は多く、バードウオッチャーには人気があるようです。そのためかユーチューブでこの公園はい多くの人に依って紹介されています。グーグルマップでもこの公園がたくさんの写真で紹介されていますが、その中には珍しい鳥が多く含まれています。そういった事前の情報を持ってこの場所を訪れました。その情報はおおむね間違いではなく、たくさんの種類の鳥を見ることができました。その中の1枚目はエイシアン コエールで、これまでにメスには出会ったことがありますが、この全身真っ黒なオスを見たのはこれが初めてです。この時の2羽は喧嘩をしていたのか大きな声で鳴き合っていました。この鳥は多分カッコウの仲間で、鳴き声は特徴的で遠くまで届き、ダウンタウンでもよく耳にします。

 2,3枚目はカワセミの仲間で、ここシンガポールでは割と数が多いカラード キングフィッシャーです。この日は園内に3羽がおり、大きな声で鳴きながら飛び交っていました。多分メスをめぐってオスが争っていたのでしょう。背中の鮮やかな青色とおなかの真っ白なコントラストが美しい鳥です。

 4枚目はこの公園で見られる白黒のリスですが、シンガポールの別の公園で、これまでに見たのは日本で見るような単色の体でした。このリス、顔つきはリスというよりネズミに近いように見えます。
 カメラはSONY α6600、レンズはSony AF70-300 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 5,000、F 6.3、1/400sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 根尾川の水鳥たち

 今日の写真は、先日2月16日に自宅近くの根尾川に架かる橋の上から捉えた水鳥たちです。水鳥たちは毎年冬になると北から日本のあちこちの水辺に渡ってきますが、私は50歳代になるまで身近な川に多くの種類の鳥たちが渡って来ていることを知りませんでした。昔のある日、根尾川の堤防を散歩している際に眼下の水面近くを早いスピードで飛び過ぎる鳥を見たのが始まりまでした。それから川を注意して見るようになり、水鳥の存在を知ったのです。今では川のどのあたりにどんな鳥たちが居るのか想像がつくようになりました。身近な川で美しいオシドリを見つけた時は、こんなすぐ近くにいたのかと感動したものです。
 さて写真ですが、1枚目は7,8羽いた内の2羽のホシハジロです。コントラストのはっきりした体色の美しい鳥ですね。2,3枚目は根尾川ではマガモに次いで良く出会うカワアイサです。2枚目の写真は私を警戒してすごい勢いで水をかき分けて遠ざかっている場面です。4枚目はいつもこの辺りに群れているコガモです。もっと近くで撮りたいのですが、なかなか叶いません。
 カメラはSONY α6600、レンズはSony AF100-400 GM OSS。1枚目の写真の撮影データは焦点距離400mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 5.6、1/1,250sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 2025年3月2日 散歩道の野鳥たち

 2025年3月2日は、今にも雨が降りそうなどんよりと曇った一日となりました。気温はそんなに低くはなかったのですが、陽射しが無かったことから肌寒い感じでした。雨に降られるのを嫌って、いつもの文殊の森公園には行かずカメラを持って自宅周辺の散歩に出かけました。今日の写真はその時のものです。昨日に続いて同じ場所にカワラヒワとアトリが電線に停まっていましたが、昨日よりは数の多い群れでした。3枚目の写真はその一部ですが、全部で100羽はいたと思います。比率は7:3くらいでカワラヒワが多くいました。私がその電線に近づくと彼らは一斉に飛び立ち、辺りを飛び回ります。2枚目はその時のもので、3枚目は飛び回った後に先ほどの電線から少し離れた場所に集まる場面です。彼らにはここの草むらが餌場となっており、離れがたいのでしょうね。

 4枚目は散歩道の一部である根尾川の河原にある大きな柳の木に居たイカルです。この冬はイカルを見かける機会がぐっと少なくなっていますが、これはこれまで彼らが止まり木としていた農園の大きな木が切り倒されてしまったことが大きな原因だと思います。現在その農園には太陽光パネルが敷き詰められ、のどかだった景色は一変しています。これで本当に環境が良くなるのでしょうか。大きな疑問を感じます。

 カメラはSONY α6600、レンズはSony AF100-400 GM OSS。1枚目の写真の撮影データは焦点距離400mm、35ミリ版換算600mm、ISO 100、F 6.3、1/500sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 2025年3月1日 自宅周辺の野鳥たち

 2025年3月1日は、朝から雲一つなく晴れ渡り最高気温は20度に届くかというほどに暖かな一日となりました。自宅近くの文殊山に登りましたが野鳥に出会うことはできす、帰宅後の午後に自宅の周辺をカメラを持って散歩しましたが、空気や景色に春を強く感じました。今日の写真はその時に出会った野鳥たちです。1,2枚目は国道近くの電線に居たカワラヒワとアトリです。アトリはここに1羽しか映っていませんが周辺に10羽以上はいました。電線の鳥たちは私が近づくと飛び立ちます。その鳥たちの飛行を写したかったのですが、今一つうまく撮れませんでした。

 散歩コースである根尾川の河原に出たところで、私に気付いたダイサギが飛び立ちました。うまい具合にこちらに向かって飛んで来てくれたことから、彼の飛行姿を撮ることができました。これくらい大きな鳥となれば飛行中であってもカメラでとらえるのは、それほど難しくはありません。

 4枚目は麦の収穫が終わった後に雑草まみれになった畑を走るキジです。自宅周辺にキジは多く生息していますから出会う機会は多く見慣れた鳥ですが、やはりその美しい姿は何度見ても飽きません。今回はキジと私が同時に相互を認識したことから彼の逃げる姿しか撮ることができませんでした。このカメラでは起動に時間がかかることからシャッターチャンスを逃してしまうのが常です。
 カメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算 600mm、ISO 400、F 4.5、1/5,000sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。

シンガポール ビダダリパークの野鳥たち

 シンガポール到着7日目は、ダウンタウンに近い都市型公園であるビダダリパークに行きました。この公園は、ほとんどが住宅と思われる高いビル群に囲まれた、さほど大きくない土地で、その大きさは大雑把に言えば縦横が600m×200mといったところでしょうか。公園として整備されてまだ10年と経っていないはずです。しかし園内には一部に大きな木がたくさんあり、歴史の浅さを感じさせません。グーグル地図にはたくさんの写真が紹介されていますから園内の様子が分かります。この公園はユーチューブで紹介されており、それに依ればたくさんの種類の鳥に出会っています。先ほどのグーグル地図でも鳥たちの写真が多く掲載されており、それらは私が見たい鳥ばかりでした。それでこの公園にはどうしても来たかったのです。結果的には多くの鳥たちに出会えました。今日の写真はそれらのご紹介です。1,2枚目はホワイトスローテッド キングフィッシャーです。日本のカワセミより少し大型で、この国では多分最も一般的な種類であり、あちこちで出会うことができます。でもこの美しい鳥は何度出会っても飽きることはありません。

 3,4枚目はブルースローテッド ビーイーターです。この鳥は上記のキングフィッシャーと同じ木に居ました。ハチクイは枝の上から周りを見渡し、獲物の虫を見つけると素早く飛び立ち、獲物を口にくわえてほぼ同じ場所に戻ってくるといったことを繰り返します。また彼らは大抵群れており、2~5羽くらいで同じ木に停まります。ですから撮影のチャンスは多いのですが、この時は枝までが遠かったことから大きく写せませんでした。ハチクイは姿かたち、飛び方が魅力的な鳥です。この日は彼らの水浴びも見ることができました。
 カメラはSONY α6600、レンズはSony AF70-300 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 640、F 6.3、1/500sでした。写真はクリックして大きく見ることができます。