久しぶりにハマりそうな
曲とアーティストを見つけた。
Hozierの"Too Sweet"
この曲に出会うまでは、
Tate McRaeの"greedy"のサビが
よく頭の中をリピートしてました。
Tate McRaeがお気に入りの
アラフィフ、なかなかでしょ。
セクシーだけど、
プロのダンサーだから
いやらしくない。
身長はほとんど同じ。
でも、
完全に違う世界線に生きてる。
同い年で教室とかで
一緒だったとしても、
たぶん仲良くならないタイプ。
見ているものも
体験することも
将来もきっとまったく違う。
そんな感じがする。
でも、
彼女の音楽、嫌いじゃない。
その後は、
Hozierの"Too Sweet"のサビが
ずっと脳内リピートしてる。
もちろん音楽のことは分からないけど、
ベースの音?がかっこいいし、
歌詞もこれ以上削ることも
足すことも不要で、
声もいい、
ルックスもいい、
スーツもいい、
パーフェクトに思える。
でも、
どういう世界線?
34歳でウィスキーをストレートで
飲むと歌ったり、
男受けしそうな
オーセンティックな音楽なのに、
観客は若い女性が多い。
アイルランドに生まれて、
English Speakerで、
大きな表舞台に上がって、
でもなんだか浮ついてない
雰囲気を醸し出し、
たぶんお金も稼いでるのに、
そんなものに興味はなさそな…。
何を言いたいか?
向かいの人の
タンの絡んだ咳を一日中
我慢しながら、
情熱を持てない仕事をして
帰りは
お世辞にも美しいとは
感じられない味気ない風景の中を
不快な湿気の中
歩いて帰る自分の人生って、
どんな世界線?
"Too Sweet"のビデオの
3:53くらいに登場する観客の女性が
すごく印象に残って、
ここにヒントがあるんじゃないかと
それ以来、たびたび思い出している。
大きな二の腕にタトゥーを入れ、
ピンクのノースリーブ。
ブレスレットも髪型も似合ってるし、
何より
音楽に入り込んで
楽しんでる。
Rupi KaurのHome Bodyの詩
i became confident
once i decided that having fun
was far more important than
my fear of looking silly
―dancing in public
自分が
どんな世界に生きて
どんな決断をしているかが
問題ではなく、
それを俯瞰で見て、
自分を憐れんでいることが
問題なのかもしれない。
もっと集中して、
「これが私」と思えるなら
どんな世界線に生きていても、
幸せなんじゃないだろうか。
とりとめもない…。
実はそんなことを考えてる
バヤイじゃなかったりする。
仕事が立て込んで居るのです。
父のことも心配だし、
相変わらず動悸と胸痛はあるし、
しかし、時々、
3:53の女性を思い出して、
元気を出そう。
今その瞬間に入り込んで、
集中するんだ。
ところで、
世界線って言葉、
使ってみたかったんだけど、
・・・合ってる?