王子駅から徒歩2分、飛鳥山公園の中にある渋沢史料館に行ってきました。
一万円札に描かれる渋沢栄一氏
渋沢栄一と言えば、2024年に一新される新一万円札の肖像に選ばれた方です。
昨年は大河ドラマにもなった人物であり、史料館が王子にあると耳にしていたので、いつか訪れたいと思っていました。
・新一万円札 裏面
東京駅(丸の内駅舎)
参考までに同時期に刷新される他の券面になります。
・新五円札 表面
津田梅子
・新五円札 裏面
藤の花
・新千円札 表面
北里柴三郎
・新千円札 裏面
富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」
王子駅から渋沢栄一資料館へ
最寄りの王子駅に到着しました。
降り口は中央口が近かったです。
史料館へはケーブルカー(16人乗り所要時間90秒)を利用しました。
いつの間にか便利な乗り物ができていたのですね。
しかも、料金がかからないのが嬉しいです!
ケーブルカーを利用しなくても軽い山登りがてらに歩いて行く事も可能です。
山頂駅に到着です。
山頂とは言いましても所要時間は1分程度でした。
景色を楽しむ暇もなく、あっと言う間です。
飛鳥山は高校の運動会の予行練習で来た事がありましたが、半世紀も前だったので今ではすっかり様変わりしていました。
なんやかんや園内を散歩しているうちに渋沢栄一資料館に到着です。
■渋沢栄一とは(パンフレットより)・・・
1840年、現在の埼玉県深谷市に生まれました。
農業・商業を営む実家を手伝うかたわら、尊王攘夷思想に傾倒しましたが、縁あって一橋慶喜の知遇を得て家臣となりました。
1867年パリ万博で文明に触れ、感銘を受けました。帰国してからはその経験を活かし、民間の立場から約500社にのぼる株式会社、銀行などの設立、経営指導に尽力し、民間経済外交、社会公共事業に取り組み近代日本の経済社会の基礎を作りました。
史料館は青年期から生涯を終えるまでの写真や、携わった500もの会社、アメリカでの演説経路など沢山の展示物や資料著名人を自邸に案内した際のビデオも上映されていました。
少し歩いて晩香盧(ばんこうろ)に来ました。
1917年(大正6年)に渋沢栄一の喜寿を祝い贈られた小亭です。
清水組(現・清水建設)技師長 田辺淳吉設計による、当時ではモダンな洋風茶室です。
暖炉の上にある画は『寿』の文字を模してあります。
電球の傘にも『鶴』が描いてあったりと、縁起の良いモチーフが随所に散りばめられています。
窓辺には当時ではモダンなスクロールカーテンがありました。
飛鳥山でお花見
帰りに飛鳥山を散策しました。
飛鳥山の桜は、8代将軍徳川吉宗によって庶民が楽しめるようにと植えたのが始まりです。
当日も多くの方がお花見を楽しんでいました。
4月上旬だったので桜の花が散りかけています。
道路が彩られた桜回廊が綺麗でした。
渋沢栄一資料館とお花見んお両方を楽しめて満足な一日でした。
王子駅へと戻ります。
▼『渋沢史料館』
東京都北区西ヶ原2-16-1(飛鳥山公園内)
▼入館料
一般 300円
小中高 100円
▼開館時間
10:00〜16:00
(入館は15:30まで)
▼休館日
月曜日(祝日時は開館)
祝日の代休
12月28日〜1月4日
▼アクセス
王子駅 徒歩5分
南北線西ヶ原駅 徒歩7分
都電荒川線飛鳥山停留場 徒歩4分
北区コミュニティバス飛鳥山停留所 徒歩3分
※駐車スペースはありません。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!