恋愛において、知人友人の関係から親しくなっていき、何かのきっかけで恋心が芽生えていけば、友達以上恋人未満の関係を中間過程として経ると思うのだが、マッチングアプリや相談所経由の場合はそれがなく、なんというか「トライアル期間」みたいな意味合いの過程になる。
世話人のいる、いわゆる「昔のお見合い」も似たような感じだったのだろうか。世話人が有力者だと、デートしてみて合わないと思っても断りづらくてそのまま結婚してしまうこともあったんだろうか。
あれはあれであの時代の最先端のマッチングサービスだったんだろうけど。
そういえばマチアプにもいい面はある。
How to Be Single Movie CLIP - Peanuts (2016) - Alison Brie, Anders Holm ... https://youtu.be/wu6Qyeetdm8?si=F6Iu7-ycCHdel8cr
相手の属性や指向性を前もって知れるところ。
その上で、マッチングできた後はメッセージを交換して、デートをして、お話しして、うまくいけば交際して…という流れなのだけど、当然、アプリ上では強いこだわりを隠す人もいるわけで、それが最終局面で初めて明るみに出れば、その段階で破局もする。
「よーい、スタート」の合図で、まるで映画の出演者のように、キャスティングが決まり次第、初めて会った人間同士で「仲を深めていく」プロセスをなぞっていく。要は、不自然なわけだけど、偶然任せにやるかどうかの違いぐらいしかないのも事実としてあって、ただ、接触機会の多さが自然なそれとは少ない分、どうしてもわざとらしい機会演出にはなり、それがお互いの「2回目に繋がるかどうか」の評価に影響してしまうことも多々ある。
となると、結局は巡り合わせ、運みたいなところも少なからずあって、使えるところは使いながら、自分を高めていくことにも時間をバランスよく使って、転びながらやっていくのがいいのだろう。
知らんけど。
この先、どうなるんだろ…