【 連携事例紹介 】
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スキンケアや目薬など、身近な製品を多数展開されているロート製薬株式会社様は、令和6年能登半島地震を受け、社内募金により空飛ぶ捜索医療団の緊急支援にご寄付を届けてくださいました。
この度、企業連携担当が東京支社を訪問し、能登半島の被災地での活動をご報告するとともに、感謝状を贈呈させていただきました。
空飛ぶ捜索医療団は、1月1日の出動以来、現在に至るまで、石川県珠洲市を拠点に支援活動を継続しています。
映像や写真を交えた活動報告に対し、ご担当者様からは、
「民間ならではのスピード感で、少しでもお役に立てていることが実感できた。」
「急性期の幅広い活動に微力ながら役立てられたことが理解できた。」
とのコメントをいただきました。
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ロート製薬様は、2011年の東日本大震災の後には会社として社員ボランティアプログラムを立ち上げ、東北の被災地にバスで社員を派遣し、瓦礫の解体や現地での活動を行ったそうです。
今回は、能登半島地震の直後から自社にできる支援を検討される中で、自社の取り扱い商品が、救急医療の現場より日常生活に寄り添う製品が多いことから、製品寄贈よりもまずは現金寄付を、とのお考えのもと、寄付金というかたちでご支援くださいました。
本寄付金は、全国の従業員の皆さまが給与天引きで参加できる募金システムを通じて集まった金額と同額を会社がマッチアップし合計して届けられたものです。大変多くの方にご協力をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
空飛ぶ捜索医療団を運営するピースウィンズは今年、ロート製薬様のご支援を受け、子どもをめぐる社会課題の解決・改善に向けて活動する団体を対象とした「ロート子どもの夢基金」助成事業にも取り組んでいます。
初めての助成先を公募・選定するプロセスの中でも、同社の皆さまの社会・次世代への熱い想いに触れ、ご一緒させていただいていることの喜びを改めて感じています。
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奥能登では今もなお、断水などの困難な状況が続いています。
他方、長い復興に寄り添う支援は、限られた人数の私たちだけで十分にできるものではありません。
発災から半年が経ったこれからのフェーズこそ、企業・団体の皆さまとよりいっそう連携を深め、必要とされる支援をご一緒に届けていければと考えています。
空飛ぶ捜索医療団では、企業・団体との積極的な連携をつうじて、民間の力を最大活用した災害支援の実現を目指しています。
企業連携の専任担当者がお話させていただきますので、ご関心をお持ちの企業ご担当者様はぜひお気軽にご相談ください。